期限付き?

ロンブンでも他の仕事でも期限が,自己を追いつめる「きっかけ」になることは間違いないだろう.

「ああ・・好きなことを職業にして・・と」と言われる身分であっても,期限はある.(実際は,好きなことで生きてゆけることが,幸せかどうかも判断できないですが)


いくらでも社会にでると期限はあるが,期限があることが「普通」になってはいけないと,最近想う.

先生から学会発表の要旨の辛口コメントが届いた.

刺激になる.

アフリカをイメージしながら,近江で悶々としている.

時には大胆な?

初夏を思わせる京都での,研究者の集まりに日中参加した.

「大きな物語」ということではないが,ある場所での事例という報告だけでは,期待していた分,未消化な部分が多い.

場所や,データに誠実に向き合いながら,大きく,大胆な「仮説」が求められている時代を,私自身は感じた.


場所を変え,テーマを小さくすれば,「これが分かった」では,少々寂しい,と感じる.

共通する大きな問いの中で,専門性に立脚した方法論で,結果として大胆な仮説や問題の提示が,次の展開を呼び込む水になるのではとも感じた.

評判

年度末から始めは,毎年のようにいろいろなことがあるが,乗り切りつつある,と思ったらいろいろな書類があり,精神的にツライこともある.

ただし,数日前まで同じ志をもつ人と新潟でフィールド調査を共にすることができたことは,いろいろな刺激があり,流されている部分にムチ!を入れられた.

また,自分の書き留めた駄作は,公表された時点で振り返りたくもないが,編集と一部の執筆に関わり,2月に出版された本の評判がよろしいようで,無理をお願いした皆様の顔を思い浮かべる余裕が出てきた.

以上のように,桜が散ったころに,心機一転する場面がでてきた.