定食,ダルバートと、と、カオス、さらに、カイゼン

いまの私の頭の中は、上の写真のような状態。

いくつもの、ことが同時平行で動いていて、仕分けに時間がかかる。

「あれやって、これやって、つぎはこれ.」状態。

ゴールは見えてきたが、あくまでデッドラインまで粘ってしまう、

いつものパターン

カイゼンしないと。

写真は、インド北東部、アルナーチャル・プラデーシュ州の定食屋ででてくる「定食カレー」。これを、手で食べるのが絶品。

「うまい!!」と叫びたい心境(苦笑)。

ネパールだと、これは、ダルバートになる。

バングラデシュのカレーは、もっと絶品。

きりがないので、ここまでで、終了。

 

 

年度末締め切りと,言い訳

年度末は,いろいろ締め切り

があることは,以前から分かっていても,そうはなかなか計画通りにできたためしがない.

 

・・という言い訳.

 

いろいろな原稿がたまっているが,その中の一つは,なんとか目処がついた,と思いたい.

 

原稿は,構想から,エンジンへの点火,アイドリング,発信までの時間が,かかってしまう.

 

・・・という言い訳.その二.

 

写真は,南アフリカの喜望峰.Aug./ 2007. photo by Shinji MIYAMOTO.

 

すこしは,前向きに

いろいろ考えないようにしていても,海外から励ましのメールがとどき,それが,結構なところ,重荷にもなるが,あえて,仕事に集中しようとする.

【閑話休題】

右の写真は,数週間前の,古都の鴨川沿いの某大学であった,共同研究の打合せの風景.

(内容は,仲間なので,言いたい放題でしたが,その関係は,いいことだと思います).

 

・・で,ちょうど,私の・・・歳の誕生日で,思いがけず,写真のようにお祝いしてもらった.

写真奥手のダウンの方は,お医者様,写っていないが,右手には農学者,左手には,院生さん(看護婦さんと栄養士さん)と,ディシプリンは,バラバラ.しかし,このバラバラさが,勉強になるし,プロなので,刺激にもなる.

素直に,ありがたかったし,うれしかった

 

さあ,がんばろうと思うが,20代の体力には・・・ほど遠く,集中力と持続力のなさを,最近,痛感する.

 

・・が,経験(まだまだ,気持ちは,若手なのですが)で,がんばろうと・・・

災害の社会史

なかなか、すぐれない日々。

紙面から得られる、東北地方の状況などを確認していて、10年前以上に琵琶湖博物館で行った企画展示(下記)の過程を思い出した。

この展示を作る過程で、多くの外部の研究者の方に調査に加わってもらったが、その中でも、北原糸子先生との関わりは、とても印象的だった。

歴史学のなかで、災害を扱う意味について、先駆者としての苦労などなど、研究者としての志を学んだような気がする。

彼女の指摘する、メディアの役割は、とても大事だし、過去から学び取る姿勢は、ほんとうに今後、求められると思う。

ただ、膨大な情報の中から、良質な情報を自ら得る・得ようとする姿勢が、過去から学び取ることにつながるのだと思う。

伝える側からは、「想定外」を繰り返すことの弊害を考えないといけないと思う。

 

鯰—“魚がむすぶ琵琶湖と田んぼ”—

期間/平成13(2001)年7月20日(金・祝)〜11月25日(日)

場所/琵琶湖博物館 企画展示室

http://www.lbm.go.jp/tenji/ex_kikaku/exhibition/s_09th_20010720_namazu.html

from Overseas

海外の友人から届いた励ましのメールの一部です.

(以下の写真は,インド,アルナーチャルプラデシュ州の調査地への道中.悪路のため,石をのけながら・・・・2011年2月 石本恭子 撮影)

photo by Yasuko ISHIMOTO

 

(バングラデシュから)

Dear  all Esteems, Greetings from BASA – Bangladesh!

On behalf of Bangladeshi Citizens we would like to express our condolence those who died in big catastopy (Earthquake & Tsunami) vis-a-vis expressed our heartiest sympathy to all victim families those who lost their dearest & nearest and valuable assets. Wish and pray to almighty for quick recover. With thanks and warm regards.

 

(インドから)

Respected Sir,

We are very much anxious about you for the Earthquake and Tsunami happened in your country. Are you well? We share the grieveness for the loss of life and propetry of your country. May God Bless you all.

With best regards,

 

(バングラデシュから)

Dear Friends in Japan,

We extend our deepest condolence for the affected people in Japan. We are deeply shocked when we have watched TV in the late evening yesterday. May God bless all and hope He will help you to cope with this very difficult situation. Please try to inform us the update situation.

 

 

あえて仕事に・・・

今回の災害のことが,頭から離れることはなく,あえて仕事に集中しないと,「やるせなさ」と「不安」など,うまく説明できない思考が働く.

外国からの友人やカウンター・パートからは,励ましと,安否確認のメールが入り,ありがたいことだが,なにぶん,東北地方の知人への心配は消えない.

 

・・・と,過去の阪神淡路大震災の記憶も,鮮明になってくる.

 

しかし,ここは,何が出来るのかを考えようと仕事に集中し,年度末の作業に集中し,このWebの各種情報を更新する作業もすこし,行った.

 

写真は,先月のヒマラヤ調査.この宿でも,揺れを感じた.

経験と記憶と「伝える」こと

阪神・淡路大震災は,京都府,向日市の木造長屋の二階で経験した.

その時は,修士論文を書き上げた後の高揚感で,寝付き始めたところだった.その時にあの揺れを経験し,説明できないような衝動を受けて,翌日を迎えた.

下宿にテレビはなく,通っていた研究所のテレビで惨状をしり,知人や,友人は・・・.(私は,兵庫県出身である).

 

 

それから,「揺れ」を経験するたびに,あの時の記憶がよみがえり・・・・・.

今日のTVの画像を直視することが,なかなか,勇気が必要.

 

 

研究者としても,機会あるごとに,「伝える」ことをしてきた「つもり」だったが...

 

だが,

 

「つもり」では,ダメなんじゃないかとも思う.

 

 

被災された方々には,なによりも,「復興」できること信じてください,と.

また,この経験を世代を問わず伝えます.

 

intenet discussions その一

深夜の「思索」はろくでもないが,あえて,【趣味】として.

 

このごろ,というか,ここ数年.ネット環境の利便性を享受しているが,「携帯電話では,メールを打ちたくない.

 

・・・を考え(妄想し)て.

 

1.「携帯電話」論

2.「携帯メール」論

3.「SMS」論

 

に,現段階では説明要素として区分できよう.

 

ここで,まずは,1.

基本的に電話は嫌い.時間を強制的に搾取される.したがって,小生の行動原理を理解していただいている方しかなく,小生にかかってくる電話は,ごくごく少数.

基本的に,サイレント・モード・あの呼び出し電子音は,いまだに慣れないので,たぶん,自分には合っていないのだと思う.

 

2.への展開.

上記の1のような状態なので,基本的に「打たない」.打っても家族への【了解】のみ.

ここが,重要.

 

....なぜ,携帯でメール(今は,iphone4だが)を「打ちたくない」と思うのは,【言葉・レトリックが消費されるから】

・・だと,自己分析.

つまり,コトバの【重み】が,消費される,と考えているからだろう.

もちろん,その制度で,コミュニティが構築される過程は,途上国で見ているので,利便性などは理解している.

 

・・・が,「軽さ」には,たいへん違和感を覚えるし,コトバは大事.

なぜなら,日本語ができないと,外国語はできない.

(説明はいるが,日本語での自己表現方法を理解しないと,外国語へは,展開できないだろう.)

 

最後の3は,上記二点と関連し,正直

 

「この更新時間があったら,論文を読みたい」.

・・・というのが,真実だろう.

 

【オチ】

 

...と,自己納得の段階(みそぎ?)は終了した?.

 

要は,フィールドの迫力を無視できない「感性」の必要性だろう.

環境史と地理学の関係性

こういった時間と媒体は,表記の話題では適当でははないが,最近の思考ノートとして記述する.

(宮本(2004)のその後の解釈である).

 

自分に置き換えて,自分化する.

 

1. 「地理学」とは?,

・・・「自然と人間関係との相互対応関係を,時間軸と場所性のなかで,展開・議論してゆく領域」
2. 「環境史」とは?,

・・・・「隣接もしくは,異分野を【融合】,【つなぐ】,レトリックとして,その発生経緯(研究史)からみて,大事なワード.

 

3.「環境考古学」とは?.

・・・・2に同じ.加筆すれば,【技術論でない環境考古学やGeo-Archaeologyへの期待と問いである.】

 

・・・である.

・・とくに,1)の地理学という領域への,私の想いは「愚直」までに,一貫しているし,今後も,何を,批判されようが,そうする覚悟はある.

 

それは,【志(こころざし)】(私にとっての)でもあり,プロとしての「支え」でもある.

 

・・・おおげさですが,存在の意義でもあります.

 

私にとってはですが,魅力ある「地理学」への想いは,たぶん,他人以上にあり,それは,「今後の世代」への期待です.

第18回環境史研究会(ご案内)

2011 年3月5日

みなさまへ

環境史研究会

宮本真二・小野映介

 

第18回 環境史研究会の開催について

 

このたび,標記研究会を下記の内容にて開催しますので,お気軽にご参加ください.なお資料準備の都合上,ご参加いただける方は,下記の連絡先まで可能な限りE-mailで,お知らせいただきますようお願いいたします.では,よろしくお願いいたします.

※今回は,総合地球環境学研究所(地球研)「高所プロジェクト」(リーダー:奥宮清人)の研究会と同時開催とします.

 

 

1.日時:2011年4月9日(土)

14時00分 〜 17時00分頃

 

2.場所:京都大学 稲盛記念財団記念館 3階 小会議室1

京都市左京区吉田下阿達町46 〒606-8501

(吉田キャンパス川端近衛南東角)

※アクセスは下記Webをご参照ください.

http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/about/access.html#center

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/inamori/

 

3.報告者と演題:

 

 武末 純一(福岡大学・考古学)

「北部九州の石庖丁研究」(仮題)

 

4.その他

終了後,【懇親会】を行いますので,こちらもお気軽にご参加ください.

 

ご連絡先:

宮本 真二(みやもと しんじ)

〒525-0001 草津市下物(おろしも)町1091番地

滋賀県立琵琶湖博物館 研究部 環境史研究領域(地学研究室)

Tel: 077-568-4811(代) Fax: 077-568-4850(代)

E-mail: miyamoto@lbm.go.jp

 

小野 映介(おの えいすけ)

〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050

新潟大学教育人間科学部

tel:025-262-7124

e-mail:ono@ed.niigata-u.ac.jp