2013年と,2014年は.(2013年12月31日)

2013年と,2014年は.

 

①滋賀の仕事が続いている面があるので,岡山での仕事の成果を出すこと.

②これまでを,まとめる準備をすること.

③②を次年度に活かすこと.

 

・今年・昨年までに,投稿した原稿が,来年公表されれば4〜5本の仕事ををした意味では,よくがんばった一年だが,満足感はない.

・大学という職場や,岡山にもすこしは慣れたので,来年は大事だろう.

・岡山という地は,まだ新鮮.

 

・査読論文:3本

・紀要:1本

・商業誌:3本

・学会発表:9回

・科研代表:採択

・民間助成:採択

シュトルガート、バングラデシュ

まだ仕事が・・・(2013年12月28日)

仕事がおさめられない状況だが,一本は脱稿し,年明けの仕事も始めないといけないと思いながらも...

前職の滋賀からの便りなどもあり,関西弁がなつかしい.

思いながらも,ブータンの友人や,南アジアのことを考えている.

 

Bhutan- Arunachal area. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO

Bhutan- Arunachal area. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO

師走の解体:Demolition in Okayama University of Science(2013年12月24日)

Demolition in Okayama University of Science. Dec./ 2013. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO

Demolition in Okayama University of Science. Dec./ 2013. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO 

冬休みになって,締め切り作業を開始し,明るく年末年始を迎えたいと思い,毎日大学に来ているが,事務は今日も

休みで,仕事の段取りがずれた.

岡山理科大学に来て,まだ2年も経たないが,今秋から大学では写真のような光景が見られるようになった.要するに,

新しい建物を建築するために,古い建物の解体が始まり,あちこちで工事車両が行き来している状態となった.

古くからおられる先生方や事務の方にとっては,それぞれが思い出のあるものらしく,解体中の写真を撮られる人びと

も多く確認される.

 

他の大学がすべてそうではないが,岡山理科大学は,「飾り気がない建物」で,消極的な意味では「象徴となる建物」がない.

もしくは,「ランドマーク」となる建物がないが,某先生によると【潔い】という表現で説明される.

 

私自身も,これまで幾つかの大学を見てきたが,一見着飾った建築物で装飾された建物は,使い勝手がよくないので,

不満がでたり,完成後問題となってきたことを見聞きしてきたので,「Function is ??」という姿勢が,理系大学らしく【潔い】とも

思う.大学に姿勢と,価値基準が象徴としての建築物に表出するということだろうか.

 

冬休みの岡山理科大学の風景は,一変するのだろう.

Demolition in Okayama University of Science. Dec./ 2013. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO

Demolition in Okayama University of Science. Dec./ 2013. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO

 

 

 

 

 

 

 

24年ぶりの・・(2013年12月14日)

10月に修士論文・博士論文のフィールドである敦賀を訪問したときに,20年ぶりで,「青春の敦賀」と講演で笑いをとったが,今回は,24年ぶりの松山.

 

松山は,学部の一回生(一年生)の所属していた学術サークルで,7月に約一週間地域調査を行った,「思いでの地」.

仕事は,昼間に初めて岡山ー松山を電車で通過しながら,瀬戸内の景観を堪能しつつ,本の原稿を校正しも・・・.

 

さすがに,24年のギャップは記憶の彼方で,【比定】できるのは,松山城くらい.

 

年齢を重ねるごとに,「ぶりの・・・」が増えていくのだと実感している.

 

「ぶりの・・」でフィールド調査を再開するのも,よいものだと,近江で再会予定.

 

しかし,地理学は,どこでも楽しめるので,よい学問だと思う.今風に表現すれば「大人の学び」でしょう.

Past and Present "Matsuyama". Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO, Lab. of Geography , Okayama University of Science.

Past and Present “Matsuyama”. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO, Lab. of Geography , Okayama University of Science 

2014年まで「あとX日」と考えたくない心(2013年12月13日)

13日の金曜日ではなく,2014年まであと「X日」と考えたくない心境の原因は,締め切り.

 

・・・

 

調べないといけないものを探し出すために,研究室をあさっていたら,写真のような「野帳(フィールド・ノート)」を発見し,

なかをパラパラめくっていたら,年月と変化のなさを感じた.

 

小生が,一番最初に「野帳(フィールド・ノート)」なるものを使ったのは,1989年(平成元年)6月2日の,某大学地理学科の新入生歓迎巡検

なるもので,京都の洛西地域を対象としものだった.それからの年月,海外調査や巡検など,各機会ごとにさまざまなタイプのものを使いつづ

けてきたが,それぞれが「もう一人の自分」であり,捨てることができないものとなった.

 

いまでは,メモ帳として使っているので,「手元にないと落ち着かない日々」.このアナログ感が心地よい.

 

以前,某地理学教室のコラムにおいて,駄文を書き散らしたが,「Field Noote   ・・・・大学地理学科」と印字された「野帳(フィールド・ノート)」

は,未知なる場と経験からくる期待感で高揚していた20才初頭の記憶さえも,後厄になっった今も鮮明に思い出される.

 

そういう意味からも,フィールドの迫力は効果はあるが,受け取る側の感性と,知識も求められる.

 

Field Note. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO. Dr. MIYAMOTO's Geography Laboratory

Field Note. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO. Dr. MIYAMOTO’s Geography Laboratory

瀬戸内の美しさ(2013年12月9日)

これまで海沿いで生活したことがなく,「瀬戸内」の景観は,とても新鮮である.

先週末,学生さんと小豆島を短時間ながら訪問することができ,学ぶべき以上に,いろいろな研究テーマが頭をよぎった.

学生さんは,若い感性でフィールドを観察し,学んでほしいと.また,久しぶりの「学生らしい旅」で,世代間ギャップさえも...

Setouchi, view from Shodoshima Island. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO

Setouchi, view from Shodoshima Island. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO.Dec.2013