13日の金曜日ではなく,2014年まであと「X日」と考えたくない心境の原因は,締め切り.
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調べないといけないものを探し出すために,研究室をあさっていたら,写真のような「野帳(フィールド・ノート)」を発見し,
なかをパラパラめくっていたら,年月と変化のなさを感じた.
小生が,一番最初に「野帳(フィールド・ノート)」なるものを使ったのは,1989年(平成元年)6月2日の,某大学地理学科の新入生歓迎巡検
なるもので,京都の洛西地域を対象としものだった.それからの年月,海外調査や巡検など,各機会ごとにさまざまなタイプのものを使いつづ
けてきたが,それぞれが「もう一人の自分」であり,捨てることができないものとなった.
いまでは,メモ帳として使っているので,「手元にないと落ち着かない日々」.このアナログ感が心地よい.
以前,某地理学教室のコラムにおいて,駄文を書き散らしたが,「Field Noote ・・・・大学地理学科」と印字された「野帳(フィールド・ノート)」
は,未知なる場と経験からくる期待感で高揚していた20才初頭の記憶さえも,後厄になっった今も鮮明に思い出される.
そういう意味からも,フィールドの迫力は効果はあるが,受け取る側の感性と,知識も求められる.
Field Note. Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO. Dr. MIYAMOTO’s Geography Laboratory