生地談話会:琵琶湖博物館:橋本さん(2014年12月9日)

第89回生地談話会開催  2014年12月09日

第89回生地談話会が、12月8日、滋賀県立琵琶湖博物館の橋本道範さんをお迎えし開催しました。
演題は「15世紀における魚介類の首都消費と琵琶湖漁撈―フナ属の旬に注目して―」で、室町時代天皇の食事を担当していた貴族、山科家の日記の分析により、特 にフナ属に注目して、首都での魚介類の消費実態を紹介されました。歴史学という生地にはめずらしい内容で、勉強になりました。

*次回(第90回)は、2014年12月19日(金)16:45~18:05、 真鍋 真(国立科学博物館)さんによる「最新恐竜学」です。

【写真】パワーポイントを使って講演中の橋本道範さん。


野外調査法実習2(地理):Field Survey (Geogr. )(2014年12月6日)

 

 

12月5日(金)〜6日(土)にかけて、主に二年生対象の野外調査法実習Ⅱ(地理)で

香川県直島(直島町)と豊島(土庄町)に出かけていました。

昨年度からですが、平日の金曜午後に役所や博物館での資料収集法を学び、翌日に

当該地域のトピックとなるような場所を観察する方法です。

私が訪れたことがない場所で、参加者の自主的な場所選択をおこなっていますが、

今年は①瀬戸内の観光産業、②産業廃棄物問題、③過疎・高齢化がトピックとなった

ようです。

しかし、寒い一日で、自転車での移動は過酷でした。

【写真】自炊の宿、風が強いが天候に恵まれた瀬戸内、自転車での移動。

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