【改編:命を預けた仲間】(松林公蔵先生退官 Retirement Party:2016年3月25日)

昨日(3月24日)の松林先生の退官のお祝いの席に参集された方々のお話や,振る舞いをから標題を思い出した.

小生の大学院博士課程(東京都立大学大学院理学研究科地理学専攻)は,氷河地形がご専門の岩田修二先生(東京都立大学・名)の研究室(環境変遷学研究室)で,「山男」が集積していた.

結果的に山を研究場に選んだ「街になじめない野郎ども」が集まり,そして「死」は,決して遠い話題ではなかった20代初頭...

 

標題にもどろう.

 

松林先生を慕う方々は,ご専門の医学に関するお医者さんばかりでなく,小生も含めた多彩な面々であった.その理由は,「命を預ける場面」を経験した山を愛する人々であるからだろう.

また,「登山と研究が表裏一体」という京大的な言説も,京大出身またはその方々に近しい方々に育てられた小生にといっては,心地よい空間である,感謝でもある.

 

そんな楽しい一夜で,記憶がないほど泥酔したが,爽快な朝だった.

またそれぞれの春が訪れ,新しい出逢いを予感させる,ヒトの動きも感じる一日でもあった.

 

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