ある「共有できる」研究者らとの手紙(め~る)

・・・・・・・さま

宮本@琵琶湖博・地学です.

いつも,ありがとうございます.

「山男」から「雪男」への言説の変化,いいじゃないですか.

「むさくるしい」,ですか(笑).

まあ,・・・・さんには怒られると思いますが,

性差をポジティブに意識しているものとして,「山」をみてしまうと(男性として),「まいってしまう」のが,男とい うものだという,【美学】です(笑).
学生時代は,「酸素が薄いので,おバカになっしまうのでは」,なんて議論を,【仲間】でよく,院生時代にしました.
ただし,高所トレーニングですので,小生も,この夏4000m近くに長くいましたので,体力つきまくりで,ダイエットも成功し,5キロダウンです.
身 体が軽くなって,夜中でも仕事ができます(苦笑).
・・・・融合研で,山にでも登りましょうか?(笑).・・・さんは・・・(一見,洗練された神奈川県民ですが,やっていることは泥臭いので,OKだと思いま すが(笑).).
・・というように,アフリカもそうですが,シビア.もしくはクリティカルな問題を抱えているフィールドを「持っている」「抱えている」研究者は,現実をみているので,異分野間など,たやすく 乗り越えて,「共有」できるということだと思いますよ.
「なにより,フィールドに【貢献】したいという「熱き想い」は,「ヒトと人の関係なので,伝わります」
私も,山を愛する研究室にいましたので,山男や雪男はそういった 「傷」(沢木耕太郎風)ですね(美学ですね).
今でも文章化(表現)できないものは心に,傷のようにありますが,そこで,「職業研究者」として出向くことができる「幸せ」と「余裕」,「感謝」は,山に限 らず,なんでも,大事だと思います.
そういった意味で,「研究を楽しんでなにが悪い?」ということが一貫した姿勢です.(誤解を恐れずに表現すればですが)
楽しい,いや,楽しく感じられることは,「よい仕事ができます」.
・・・・・・逆は,(あえて)指摘しません.

それと,

「巻き込む楽しさ」と「巻き込まれる楽しさ」は,大事です.

そのように,「アラフォー」職業研究者は痛感しています.

あと,もっとも大事なのは,「後につづく人を,育てる力」です.
・・・そうしてもらった【仁義】(沢木風表現)は,信念として,大切です.
では,また,「めーる」します.
おやすみなさい.