後処理と夏日

昨晩は,力尽きて沈殿したが,今日から日常が戻った.

午前中は,出張の後始末などで終始し,午後からあわただしく遺跡の予備調査.

有機物の集積する堆積環境をどう解釈するのかがモンダイで,いろいろなアイデアが浮かんだが,いかんせん,学会発表や他の締め切りがあり,気持ちが集中させてくれない.しかし,その後,出土遺物を見せて頂き,その迫力に圧倒された.

暑い一日.

研究室に帰ってきた後,ファンド申請の議論で,研究のターゲットの検討.
研究は楽しくするのが,「理想の権化」だが,遊園地のような楽しさではない.文章化することはしんどいし,出すときはいつも「胸突き八丁」である.

でも,そういった過程はどんなクリエーティブな作業に共通する作業だろう.

院生時代の,鉄の彫刻をやっていた下宿階下ののみ友達も,深夜や明け方に「奇声」を発していた.(締め切りまぎわだったらしい).

自己を表現することは難しいが,「やりがい」はある.

その「やりがい」を発見する作業は,他人から教わるものでもない.自分でみつけるものである.

以上.

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