共同研究者の安藤和雄(京都大学・東南アジア研究所)さんから,昨年11月のブータン調査をもとにした学会発表を行うという連絡を頂きました.大西伸弘(京都学園大学)さんとも連名発表.
安藤和雄・宮本真二・大西伸弘:「東ブータンのBrokpaとMonpaに関する調査ノート-アルナーチャルプラデシュとの比較の視点からー」.第21回熱帯生態学会,琉球大学,2011年5月28・29日.
私はこの学会員ではないのですが,かつて大学院生だったときに当学会のシンポジウムにて連名発表者となり,その内容の一部が公表されています.
岩田修二・宮本真二(1996):ヒマラヤにおける環境利用の歴史的変遷.TROPICS(日本熱帯生態学会誌),5,243-262.
成果の内容は公表された時点(私の手を離れた)で,「忘却の彼方」ですが,その時の懇親会で,梅棹忠夫さんがおられたこと,さらに「照葉樹林」という日本酒がだされていたことは鮮明に覚えています.
ただし,梅棹忠夫さんは「あこがれ」の方で,近寄りがたく,お話しもできませんでした.
また,学生時代は交通費の捻出にも苦労していましたので,シンポジウムは午後なのに,深夜バスで早朝のの京都に到着し,みんぱくの玄関前で,熱い最中,時間をつぶしていたことも,内容に関係なく覚えています.