アフリカに帰ってきた感慨も一瞬に,調査準備の一日.
車の調整,買出し,協力者への挨拶などなどで,夜まであわただしい.
海外での隊という閉じた世界では,協力し合って,安全に調査に出かけられるよう作業する. そういった一日だったが,微妙な変化は街の中にもあった.
ナミビアの首都,ウィントフックは首都といっても,日本の東京などの大都市と違い,おおきな街ではないので,コンパクトに行き来はできる.しかし,作業を始めると,完成度の高さをもとめるので,時間はかかる.
こういう濃密な時間は,登山のグループに似ているのかもしれない.各自の信頼によって,行動するし,協力する. 研究は,超個人的作業であることも確かだが,こういう経験の有無が,たいへん大切なのだとも感じている. なぜなら,人は独りでは生きてゆけないのだから. ・・・とアフリカで再確認している.
日本との時差は7時間.寝る「準備」もします.
ネットは便利だが,最初に海外に行ったときに様に,エアメールを出す郵便局を探すという旅もしてみたい!
写真は,滞在中の宿.パソコンはなくても,人間生きてゆける.