本が迫る

好きなこと。1)本に囲まれること。2)本を読むこと、の優先順位は高い。

したがって、意識外に書籍の堆積が進展し、空間を圧迫する(される)。

旅において日常的に持参する一冊は昔からあるが、日常において持参する一冊はない。しかし、本がないと「落ち着かない」。よって、地理的な情報をもたいない場所で時間をつぶす必要があるときは、本屋が一番「落ち着く」空間であり、なにかの活字が帯同することになる。

ただし、読みたいと思って買った本は、必要があって読み込まないといけない活字に追い立てられ、いつの間にか、山を構成してしまう。この山となった本も、意思がもちてと通じると、「迫ってくる」のような気にもなる。

そういう状況で、机に向かっている、が・・・・・。

 

Field-Note, 1990-1991

写真は、20歳のころ京都郊外の埋蔵文化財の発掘現場で使っていたフィールドノート。この遺跡現場はたいへん想い出深く、フィールドノートの表紙にこびりついた泥も想いがあり、自宅の机に置いて、時たま眺めている。

大学の授業にはほとんど出なかったが、遺跡というフィールドで、いろいろな方に学ばせてもらった。いまでも、ほとんどやっていることは変わらない。