関係性、再構築、統合、さらには「融合」を【編む】

気分は、梅雨空と同じように晴れない日々が、春先から継続中。

・・というのも、いろいろな原稿が「堆積」しているからで、昨晩は、夢のなかで、原稿の催促の文面をPCで考えている自己の姿があった(泣)。

 

・・・というのも、個別の事象に基づいた、自己完結型の論文ならある程度の定式があるが、今の作業は【編む】ことで、個別事象の精査よりも、編者の意図を理解してもらうための、統一性、整合性、そしてその理解に腐心している。

 

その中で、「地理学」という学の領域の研究史を省察する必要が出てくるが、ここでは、「地域研究」(あくまでフィールドという現場を重視した研究)の枠で、思索するが、定式がないことに、戸惑い、とときにはいらだちさえも感じている。

つまりは、総合科学としての地理学と教科書的に指摘されつつも、「お題目」として看過されてきた事実を目の当たりにすると、・・・・・・・・・・・・・・・(悲観的)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・というキモチになる。

しかし、魅力ある領域として、他領域や、社会に対してその存在意義を提示してゆくためには、表題にような抽象度が高い、フレームワークの議論も積極的に展開しなくてはいけないという自覚をもっている。

 

・・・というような、不惑でなく、より、惑いつつある日々。

 

その中でも、研究の「厚み」を実感し、驚嘆している自分も感じている。