ウメサオ・タダオ展以来、学生時代以来の梅棹忠夫への関心が再度高まったことで、彼の業績にあたっている。
そのようななか、
梅棹忠夫(1989):研究業績の評価について.民博通信,46,10ー20頁.
を読んだ。
当時は、まだ大学も独立法人化される前で、研究者の業績評価の「ひょ」もでてこない世であったであろうが、今、読んでも斬新である。(ちなみに、私の学部入学時(高校卒業年)が刊行年)
評価基準のおいては当然のように賛否はあると思うが、全体からは【研究者の矜持】が感じられる。
・・・・再読すべき人と組織は多いだろうと、感じている。