備前の考古学(1月22日)

年末に近所を散策していると,つつましい発見があった.

読図をしたり,実習先を検討するときにその存在は知っていたが,家から歩いて5分程度のところの古墳.

 

立派な横穴式石室をもつもので,「東原八幡宮古墳」と命名されているようだ.

これまで住んできた,畿内や関東とは様相がことなる遺跡を目のあたりにする機会が多く,まだ新鮮な驚きだが,

研究の素材とする時のアイデアも,また,こういった実検によって浮かんでくるものだと,感じ入る.

とくに,備前には「渡来系」を実感する遺跡が多く,それは立派なものが多い.

 

近所には宅地開発によって,群集墳が検出されているが,これは公園になっていて,歴史を感じさせる趣はない.

しかし,大学への徒歩での山越え通勤ルートも古墳群を通過し,これまた贅沢!?なルートである.

 

過ごすことによって,すこしづつ違いを感じ,地理らしくなってきた.

 

TombTsudaka

備前三月目:6月のまとめ(2012年7月7日)

備前に来たときには,研究室も底冷えする様相であったが.「暑い」.・・というか,いつの間にか

しかも,今日は,七夕!

 

6月(三月目)の総括

1)休日は二日.

2)いろいろ出張.(学会,研究会,打ち合わせ)

3)交換留学生のホームステイ→ブラジル風英語vs和風英語

4)TV取材→登山!

5)原稿投稿→返却→直し.

6)本の編集作業→催促など

7)鼻炎完治.

8)オープンキャンパス

9)前期講義終了.

10)研究室整備→一進一退.

11)夏の調査計画→海外調査

12)事務処理の堆積.

13)関西風うどん→先日の関西出張で二度食い.

14)業界は狭い→同学や他大学,博物館業界ネタで,いろいろな知り合い多しで,ウワサも!?.

15)ネット環境への適応→前の職場は15年前のシステムで今の状況に慣れる日々.

16)国内調査→水辺の比較研究(備前,播磨,近江などを含む低地比較研究を再開).

17)学生時代の調査での電話取材→伝えるのは難しい.

 

結論としては,充実はしているが,まずまず多忙.

この半年くらいの生活スタイルは朝方(フィールド仕様)に変え,早く研究室に入るようにしている.しかし,朝方の脳が疲弊していない時は,事務作業は正直,したくないが,そうも言うことさえもできない状況も多々.

いろいろな共同研究の企画などがあるが,この夏から初秋の締め切り原稿も「いろいろ!」

 

  新入生の顔を見ていたら,彼ら・彼女らも慣れてきた感も感じるが,岡山弁はまだ慣れません!
 追伸
 昨晩の暴雨後,早朝バイク出勤し研究室に入ると,下写真のような斜面崩壊が大学内で発生していた!21号館5Fから.教材に使える!?
Landslide in OUS

Landslide, 21B5F, OUS

 

 

備前生活約1月のまとめとリンク追加(2012年4月27日)

やらないといけないことは多々あるが,

 

1)Web更新の方法の忘却防止,2)慣れのため

 

リンクを追加作業などを..

・・パソコン環境を一新した関係もあり,また右往左往している部分が多々.

まだまだ,安定しないが,これこそ,早くなれないと平均速度は上がらない.

 

研究室の窓を開け放っていると,早朝は,1)剣道部の「ヒャー」という気合いの声と竹刀の音,夕方は,2)柔道部?の「かけ声」?

で,青春を謳歌している若人(附属高校生?)の気配多し.

 

【備前生活一月の総括】

・若者との世代間ギャップを感じた(芸能ネタやゲームネタは,100%理解できない・・・(泣))

・岡山弁と関西弁のギャップ(「じゃあ」,「じゃあ」若人が発する会話にどのように,「返し」ていいのか,関西人はまだ対応できない).

・休日は一日だけだった.(その余波で,自宅は・・・・で,家人は・・・・(泣))

・研究室の配置を考えられる程度には片付いた.

・キャンパスの配置もようやく理解できるようになってきた.

・通勤経路各種を歩いて,地理的な空間能力はあがった!?.

・院生時代(理学部の空気)を思い出した.

・渡来人を深く感じる文化風土.(大きく,立派な石室をもつ古墳=数年前の韓半島南部調査を思い出し,そのつながりを実感した)

・教育熱心.

・学びへの理解.

・旧職場の外部の評価やまなざし.

・・・くらいでしょうか.

【補足】

・まだほとんど,自宅=大学研究室の往復で,フィールドが開拓できていないので,今後は研究室の整備と同時並行で,備前のフィールドを開拓すべく,さらに歩いたり人と話したい.

・ネットのログ解析はなかなかおもしろい(誰が見ているのかとかも???.その道のプロの方(大学研究者)や近江の方の貢献で,スキルの上昇は実感中)