アクセス解析は琵琶湖?: Increased Access(2017年8月4日)

アクセス解析をたまに実施し,公表します.

 

facebookや広報仕事のTwitterがあると,ブログの更新は滞ります.しかし,アクセス件数はここ倍増していますその要因は,

 

①2014/04〜2016/03 独立行政法人 大学入試センター 教科科目第一委員会委員(地理)が官報で氏名が公表されたこと.

②Twitterの学科学生のWebへの誘導.

③環境史研究(ネイチャー・アンド・ソサエティ研究 第1巻  自然と人間の環境史 宮本真二・野中健一編
ISBN978-4-86099-271-2(4-86099-271-7)/C3336)

 

しかし,実質的にはアクセス先をみれば①と③からの関心が確認できます.

これは,ありがたことなのでしょう.

 

また,博物館からも多いのは,転職情報が気になるのでしょうか?!!?琵琶湖からも多い?!

環境考古学と地理考古学実習:Geogr. & Archae. Training(2017年4月30日)

◇ 環境考古学やジオ・アーケオロジー「地理考古学実習」(自然地理編:地理学研究室)  2017年04月30日

(以下,岡山理科大学 生物地球学部 WEBより.一部改変.)

夏の日差しが感じされる4月28・29日,大学近郊の旭川の河原で,三回生配当科目「地理考古学実習(自然地理編)」が実施されました.地理学研究室の宮本先生が担当で,堆積層・相観察とその解釈の意義や,考古学での遺跡発掘調査における層序と遺物の関係性などを学びました.

【写真左】グループに分かれて約1m掘削しますが,これが結構たいへんで,汗だくになりながら...
【写真中】掘削後は,記載し,「あ~~でもない,こ~~でもない」と議論しながら,その解釈について検討しました.
【写真右】最後は,実験室での観察を行うため,「はぎとり」の方法を学びました.

 

・・・で,こういう実習を地理学や考古学の研究者と共同で,そして深〜く実施している日本の大学・研究機関はないと思いますね.今年度から考古地磁の畠山先生にもコンテンツを増やすべく,加わっていただきます.



大学院の選択と修士&博士 の選択:Master & Doctor Teacher(2016月5月19日)

大学院に「入院」される時には,想像外でしょうが,指導教官の所属先(本務)が,修士&博士教員かは,指導を受ける上で,大きな違いです.

 

その意味と評価を理解の上での進学をオススメいたします.

 

進路選択の時期。

【追悼(一周忌)】:河角龍典(To Dr. Tatsunori KAWASUMI):環境考古学:Environmental Archaeology(2015年4月29日)

Environmental Archaeology

河角龍典(左)&宮本真二(右)(写真:小野映介 撮影(新潟大学)).(2000年頃.滋賀県,守山市,下之郷遺跡)Environmental Archaeology (Photo by Dr. Esuke ONO, Niigata Univ. )

もう一年.でも,まだ認められない一年.

河角 龍典さん(かわすみ たつのり.享年 43才)

「河角」と一年後輩なので,20年以上呼び捨てしていた関係は変化なし.

研究者を志して約20年.

安田喜憲(1980)『環境考古学事始ー日本列島二万年ー』,NHKブックス(日本放送出版協会).

 ・・に出会って,研究者を志して,今に至った.あこがれの先生でもあり,師匠である.

 振り返るほどの過去はないが,この一冊. この著者を師匠にもち,関係していただいたさまざまな方々の影響で,研究者として生き残ってきた. しかし,地理学者との共同研究は行ったことがない.つまり,周辺(あくまで地理学に)の隣接科学の方々の共同研究でいままで生きてきた実感がある.

 さらに強調して指摘すれば,「日本」考古学は環境を対象化してこなかった(できなかった)事実が指摘できる.

 そう言った意味で,マージナルなサイエンスを,地理学者がほとんどいない日本の博物館にも所属したし,今の職場もマージナルなフィールド・サイエンスを志向する場でもある.

 【河角の話に戻ろう】

 冒頭の,20年前,写真に写った研究者(左.具体的には,一年下の後輩.筆者は右)と遺跡巡りや調査などで,いろいろ遊んだが,その彼は最近亡くなった.

 その彼と冒頭の著作を共有し,夢を語り合った.

 冒頭の「環境考古学」である. 日本考古学の,研究者はいまでこそ,環境を我が物顔で語るが,日本の「環境考古学」を,上記の地理学者が提示した事実を,研究史上で位置付け,第二世代の私達が引き継いでいなないといけない現実を目の当たりした.

 追伸

 河角とは,彼が19才の大学の入学の時から知り合って,20年以上.上記と重なる.いろいろな齟齬はあったが,酌み交わした杯は,私の人生で,君が多分いちばん多い.説明できなことは沢山あるが,..というのが言い訳で.....

大学人の日常!?:アクセス解析したら?:Access Analysis(2016年1月27日)

Facebookに日常の「しょうもない話」を移行したら,更新頻度が落ちる.

 

前職の琵琶湖博物館時代は,学芸員の「実態」を表現しようと思っていたが,大学の「先生」になると,「宮本さん,変わった?!!」みたいな声が聞こえてきたので,ちょっとくだけた話題を,と考えて,表題に.

 

ネットのアクセス解析(どこから小生をみているか?)を,確認することはできますが,多いのが,1)「琵琶湖博物館」,2)「学生さん」,4)「業界(大学)関係」,5)「事務関係」というのは定着している,かなと.国内だと.

 

・・これをどう評価したらよいのかと考えて,ネタにしようか思案中..

でも,上記を主観的に解析すると...

 

1)勤務時間中にOKなん,とか.???.移籍したいの?,みたいな...!?

2)まあまあ..............ゼミ生も?

3)2)と同じ.

4)いろいろ外部資金も入っているので...

 

なんということも,わかるネット時代.

 

いろいろ忙しい年度末です.(オチ

「自然と人間の関係性の科学としての地理学」の2016(2016年1月23日)

今こそ,(今さらながら,愚直に)

 

地理学は「自然と人間との関係性」のサイエンス」

 

・・・・であると.

 

そういう,一年にしたいと,いつのまにかの1月下旬に想う.

 

キーワード:

環境史,環境考古学,ジオ・アーケオロジー,関係性,地理学,フィールド,距離,観察,など

 

 

 

環境史の一冊:Environmental History(2015年6月23日)

以下の一冊の書評をまた頂きました(以下,リンク:Laguna (2015) 22: 11-12).

このシリーズで,一番売れているそうです.ありがたいことです.

(ここから)

ネイチャー・アンド・ソサエティ研究 第1巻

自然と人間の環境史

  • 宮本真二・野中健一編.海青社
  • 定価4,104(本体3,800)円
  • A5判/396頁
  • ISBN978-4-86099-271-2(4-86099-271-7)/C3336
  • 刊行:2014年4月

http://www.kaiseisha-press.ne.jp/img/9784860992712preview.pdf

http://www.jaes.shimane-u.ac.jp/laguna/laguna22_11_12.pdf

Dedicated to ??:謹呈開始(2015年5月6日)

約一年前に刊行できた編著本(上記).

その後,昨年度から猛烈に多忙になって,謹呈できなかった方々へ,謹呈し始めました...(遅れてスイマセン.といって,お金を取れる職業研究者は買って下さいね...)

 評判は良好.

■販売・営業の方から指摘されるのは,「置く場所が特定できない」というクレーム.

→境界領域で「勝負」しているので,歴史か地理か,そのまたは???,という??

 

■研究者からの批判

→ない.というよりも,地理学も,そのほかも類例はない,ですね.

 

■してやったり.

→小生は地理学だが,地理学者との共同研究はない.

→地理学以外では「飽き足らない人々」が,逆説的に地理愛を語るのが,この一冊や,シリーズの価値だと.

 

 

宮本真二・野中健一(編著)(2014)『自然と人間の環境史』.海青社.

宮本真二・野中健一(編著)(2014)『自然と人間の環境史』.海青社.

Ethiopia/エチオピア出張(2015年3月8日)

facebookより頻度が落ちているが,こちらはアクセスの傾向が読みやすい.

 

短期間ながら,科研の共同研究で,増田 研さん(長崎大学:社会人類学)とエチオピア南部に滞在した.

昨日帰国したばかりなので,まだ,頭は下記の写真のように「The AFRICA」で,整理にはほど遠い.

 

乾燥地域のアフリカを訪問するのは,ナミビア調査(2008年)以来だが,やはり乾燥地域における生活は過酷であることを実感し,再認識した.そのなかでも,さまざまなアイデアが交差するのが,やはりフィールド・ワークの醍醐味だ.

 

宿では,関連する論文や本を斜め読みしたが,やはり現地で読む理解度は格別である.逆説的には,普段勉強していない?!という反動かもしれないが・・・・

 

数日は,時差も含めて,アフリカの熱にうなされる日々が続く.

 

バンナ