「滋賀県」タグアーカイブ
Oumi, Shiga and Lake Biwa: 【補足】「記憶」としての近江(2014年1月29日)
毎年恒例の滋賀県立大学「自然地理学」の集中講義で近江へ.
琵琶湖博物館に勤務していた頃は,年始の寒い時期に行っており,その寒さゆえに,
昨年度は初秋に行った.
しかし,今年は事情で,冬にもどした.
瀬戸内生活が二年目となると,近江,とくに湖北の冬は寒く感じた.(具体的には,日本海側の冬)
この期間に合わせて,滋賀時代の懐かしい友人に逢い,その道中の近江の様々な景観は,
昨年は感じなかったことだが,「懐かしい」ということと,「めずらしい」ものに自己の中で変化していた.
つまり,一年を経過することによって,近江は記憶された時代になりつつあることを痛感した旅であった.
近江の魅力や潜在力を感じ取ることもでき,研究の対象として冷静に観察することもできた.
つまり,フィールド・サイエンス一般にそうだが,「地元」を研究対象化することは,利点もあるが,そうでない
側面もあるということだ.
写真では確認できないが,比叡の稜線は,とても美しい.瀬戸内も景観も美しいが,この景観は近江ならではで,
今後が楽しみでもる.
「場末」好き?!と地理学的「景観」(2013年5月23日)
地理「屋」として,旅することは,いちばん楽しいひとときで,賢く表現すると「景観」変遷を観察できる.
先の職場のあった滋賀県の湖西地域も通過し,懐かしさと,研究テーマを模索していた.
今回の学会で出張させていただいた砺波は,今更強調するべくもなく,散居村で著名で,地理学的な研究史
も厚い.
期待し,勉強になった日々だった.
(ホントは,講義で代表的な事例として取り上げるが,訪問機会がなかった.)
写真は,私の感性に合致する景観.
「味」がでています.(科学的な説明ではないですが・・・).
近江や,ネパールやインドや,ブラジルや(2012年8月2日)
近江とヒマラヤ、と大津(2012年7月16日)
昨日まで,所用で近江に滞在.
琵琶湖を見ていると、懐かしさよりも,今後の比較研究テーマのアイデアがよく浮かぶ.
下は,開催期間中訪問できなかったが,記録として業績に追加した.
宮本真二「ヒマラヤから考える環境問題」岡山県環境保全事業団・環境学習センター「アスエコ」主催「おかやまの大学のココがすごい!~大学環境展~」,2012年6月.
追伸
大津市の教育委員会の問題.「役人」気質の一端だと経験上,理解・納得している。