掘り出し物と,科学の厚みと,やるせなさ・・

さいきん,グチととらわれる話しが多いので,「しょうもない話」をしましょう.ランダムに...

1.テレビは見ない

ので,街中,とくに,人混み,Tokyo(正確には,神奈都民)に院生時代にいたにも関わらず,シンドイ.つまり,「雑音」だ.

スペインに学会で行った時,地下鉄の案内は「会話」だった.街にでると,雑音であふれている.

しかし,我が家もデジタル化が進み,IP電話で誰が電話をかけてきたかが記録され,番組の選択肢も増え,欧米スタイルになった.

これは,いい.今日,夜に単車で帰宅した後,BSの世界遺産の番組は,画面の洗面祭とともに,良質で,感動した.TVも悪くないし,海外にでたときに一番好きなTVは,もちろん地理屋なので,National Geographic TVとBBC(近江ではなく)だ.

2.余裕

・・は,いつもない.時間があると,いろいろ見つけて,忙しくしてします.

家人に言わせると「たのしんで研究という職業を選択したのだから,もっと,笑いなさい!?」だ.

ほんとうに,そう思う.ただし,原稿モードになると,もう,いつもシンドイ.

3.趣味は,新聞切り抜き

・・である.新聞.毎日新聞の書評は秀逸だ.

なにより,【想い】が感じられるレトリックや文脈は,好きで,書斎には読めなかった,新聞(赤が入った)ものが山積し,スクラップは山となっている.

書籍も,この,書評を読んで.基本的に専門外の領域は購入することにしている.

ただ,お金はないので,古本を探す癖は,いつもながら.

4.単車

もう,20年もまたがっているので...オタクである.

”KAWASAKI is Word One!?...である.

単車の良さは,自己と向き合えることで,その集中力はストレスの解放にもなっている.また,季節や天候,年齢によって,【乗り方・またぎ方】も一様でない,アナログ感が,また,秀逸である.

・・・・オタクだ.

5.斉藤純と山田深夜,と沢木耕太郎

これは,4に関係する.一読されたい.

最近は,斉藤純の「オートバイライフ」を再読している.

・・・再読どころか,朱入りまくり・・・

6.装丁と良書の価値,科学に厚み

古本を探すが,今日,帰宅途中に,昔からほしくても手が出なかった,3万円の一冊にであった.

装丁も秀逸で,一家に一冊の良書だが,価格は,・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・【105円】.

学術書は売れないと卑下することでなく,いいものは,それなりに労力,((ロマンチックに表現すると汗と涙)がかかっているので,この価格で売られると,・・・・・・・・・・・・・・・正直,日本という国に幻滅する.

「科学は,文化である」.

(この一冊のために,どれだけの時間がかかっているかと思うと,作者に対する冒涜ともいえる価格ではないかと,この店の見識さえも疑ってしまう).→「憤慨」

7.解放

・・ネット環境が整備され,いちばんの利点は,「個人」が見えることになったことだと思う.

情報の・・・はあるが,閉鎖された領域を解放する意味がある.

だから,小生のような,アナログ派でも,ネットを多用する.

換言すれば,「研究者というブラックボックスを知ってほしい」という,想いだ.

8.若者の感性

・・疲れてきたが,今日,某大学の講義のレポートをみていて感じたのは,「感性」は重要だと.

それも,若い時のだ.

私は,「先生」に,20歳の時,オランダのスキポール空港近くのトランジット宿で,先生が4時に起きて仕事されているときに,「若い時に本物を見ろ!.ミヤモトと」

・・それは,真実だと,思う.

・・・というような,めまぐるしいくも,刺激的な一日だった.

・・・・といったら,「明日」だった.(オチ).