経験と記憶と「伝える」こと

阪神・淡路大震災は,京都府,向日市の木造長屋の二階で経験した.

その時は,修士論文を書き上げた後の高揚感で,寝付き始めたところだった.その時にあの揺れを経験し,説明できないような衝動を受けて,翌日を迎えた.

下宿にテレビはなく,通っていた研究所のテレビで惨状をしり,知人や,友人は・・・.(私は,兵庫県出身である).

 

 

それから,「揺れ」を経験するたびに,あの時の記憶がよみがえり・・・・・.

今日のTVの画像を直視することが,なかなか,勇気が必要.

 

 

研究者としても,機会あるごとに,「伝える」ことをしてきた「つもり」だったが...

 

だが,

 

「つもり」では,ダメなんじゃないかとも思う.

 

 

被災された方々には,なによりも,「復興」できること信じてください,と.

また,この経験を世代を問わず伝えます.