日本南アジア学会第26回全国大会@広島で発表(2013年9月19日)

 地理学ではない,地域学会で発表します.

 

地域学会での発表は,

2009年の「宮本真二:「アフリカと南アメリカの半乾燥地域における環境変動期の対比」,日本アフリカ学会,東京農業大学,2009年5月」.以来で, 「南アジア学会」は,現段階では会員ではありませんが,刺激的なプログラムで,いまから,とても楽しみです.

プログラムを見た感じでは,バングラデシュでも研究仲間も発表され,「濃いい南アジア・フェチ?!」が多く,たいへんたのしみです. また,先の職場での知人との再会も楽しみです.

日本南アジア学会第26回全国大会:場所:広島大学大学院文学研究科(東広島キャンパス)」第2日 10月6日(日曜日)

13:30~16:30 全体シンポジウム「大地からみる南アジア世界—環境へのアプローチを考える」 (第1会場:2Fリテラ(B204大講義室))

 

司会:柳澤 悠・岡橋 秀典 趣旨:環境問題への対応、環境との共生は今や世界的な課題である。特に、中国やインドなど急成長する新興国では環境破壊、環境汚染、自然災害など環境に関わる様々な問題が噴出している。環境にどうアプローチするかは、今日の学問につきつけられた大きな課題であるといえよう。 環境はきわめて複雑かつ広範な内容をもつ。自然科学的なアプローチとともに、人文科学からの考察が不可欠な所以である。また、環境が所在する地域のコンテキストも十分にふまえなければならない。この点で、自然、歴史、政治、経済、社会、文化など多様な側面からのアプローチが可能で、それらの総合化を学の課題とする地域研究に期待されるところが大きい。 本シンポジウムでは南アジアの環境に焦点を当て、地域研究における環境研究の今後を展望してみたいと考える。

<報告> [2B1-1]岡橋 秀典:趣旨説明 [2B1-2]松本 淳*・浅田 晴久「南アジアの気候と農業」[2B1-3]宮本 真二「南アジア地域(ブラマプトラ川流域)の民族移動と土地開発」 [2B1-4]山下 博司「インドの環境思想と現代―その可能性と限界とをめぐって―」 [2B1-5]水野 祥子「イギリス帝国の森林政策とインドの経験―帝国林学会議(1920~1947)を通して」 [2B1-6]三宅 博之「現代都市と環境問題」 ( * は発表者)