岡山の遺跡めぐり実習と・・(12月5日)

学生実習のサポートで,大学近くの山(龍ノ口)と、その周辺平野で考古学の実習が行われ、便乗して勉強させていただいた.

2回生以上対象の実習なので,新入生らしい初々しさはなく,大学に慣れきった感がなきにしもあらず!?の学生さんでしたが,

まずまず歩きましたので,学生さんは疲れていたようです.

(私は,まだまだ歩き足らないという感)

しかし,この学部は,フィールド・ワークに関するカリキュラムは,私がこれまで経験してきた以上の充実さです.

ただ,カリキュラムとして学問に接するのでは,「あたえられたもの」となりがちなので,積極的に自分でフィールドに出て行ってもらいたいものです.

 

私自身は,丘陵部に展開する古墳群(渡来系)と,低湿地の土地利用の,極端な対比が印象的で,刺激的でした.

 

 

なかなか授業が開始されると時間が拘束されるので,こういう機会にいろいろ出歩き,フィールドを開拓したいと,師走になり感じ入っています.

しかし,次週からも関西などに出張が・・・・・・・

 

 

写真は,岡山理科大学からも見える,龍ノ口山の南東部に立地してる「備前車塚古墳」.前方後方墳として著名で,学生さんも前方部のプロポーション

の確認中.よく残っており,実習にも最適の古墳です.

Bizen-Kurumazuka mound

Bizen-Kurumazuka Tomb Photo by Dr. Shinji MIYAMOTO