学生実習のサポートで,大学近くの山(龍ノ口)と、その周辺平野で考古学の実習が行われ、便乗して勉強させていただいた.
2回生以上対象の実習なので,新入生らしい初々しさはなく,大学に慣れきった感がなきにしもあらず!?の学生さんでしたが,
まずまず歩きましたので,学生さんは疲れていたようです.
(私は,まだまだ歩き足らないという感)
しかし,この学部は,フィールド・ワークに関するカリキュラムは,私がこれまで経験してきた以上の充実さです.
ただ,カリキュラムとして学問に接するのでは,「あたえられたもの」となりがちなので,積極的に自分でフィールドに出て行ってもらいたいものです.
私自身は,丘陵部に展開する古墳群(渡来系)と,低湿地の土地利用の,極端な対比が印象的で,刺激的でした.
なかなか授業が開始されると時間が拘束されるので,こういう機会にいろいろ出歩き,フィールドを開拓したいと,師走になり感じ入っています.
しかし,次週からも関西などに出張が・・・・・・・
写真は,岡山理科大学からも見える,龍ノ口山の南東部に立地してる「備前車塚古墳」.前方後方墳として著名で,学生さんも前方部のプロポーション
の確認中.よく残っており,実習にも最適の古墳です.