第18回環境史研究会(ご案内)

2011 年3月5日

みなさまへ

環境史研究会

宮本真二・小野映介

 

第18回 環境史研究会の開催について

 

このたび,標記研究会を下記の内容にて開催しますので,お気軽にご参加ください.なお資料準備の都合上,ご参加いただける方は,下記の連絡先まで可能な限りE-mailで,お知らせいただきますようお願いいたします.では,よろしくお願いいたします.

※今回は,総合地球環境学研究所(地球研)「高所プロジェクト」(リーダー:奥宮清人)の研究会と同時開催とします.

 

 

1.日時:2011年4月9日(土)

14時00分 〜 17時00分頃

 

2.場所:京都大学 稲盛記念財団記念館 3階 小会議室1

京都市左京区吉田下阿達町46 〒606-8501

(吉田キャンパス川端近衛南東角)

※アクセスは下記Webをご参照ください.

http://kokoro.kyoto-u.ac.jp/jp/about/access.html#center

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/inamori/

 

3.報告者と演題:

 

 武末 純一(福岡大学・考古学)

「北部九州の石庖丁研究」(仮題)

 

4.その他

終了後,【懇親会】を行いますので,こちらもお気軽にご参加ください.

 

ご連絡先:

宮本 真二(みやもと しんじ)

〒525-0001 草津市下物(おろしも)町1091番地

滋賀県立琵琶湖博物館 研究部 環境史研究領域(地学研究室)

Tel: 077-568-4811(代) Fax: 077-568-4850(代)

E-mail: miyamoto@lbm.go.jp

 

小野 映介(おの えいすけ)

〒950-2181 新潟市西区五十嵐2の町8050

新潟大学教育人間科学部

tel:025-262-7124

e-mail:ono@ed.niigata-u.ac.jp

帰国後の研究発表と,インド・ヒマラヤ

帰国後,すぐに,国内での出張と,発表.

(徹夜で何とかなった若き日々は,過ぎ去り,経験でいかに,短時間で集中してまとめるかを,覚える日々.).

海外をフィールドにしているひと,いや,そうでなくとも,志があり,がんばっている人は,いつも,いそがしい.そう仕向けて,仕事をしている方ばかり(積極的な評価).

以下も,そういった南アジアをフィールドにしている「まったくの,異分野だが,わかりあえる人々の集まり」

・・・もっと,がんばらないといけないと,この時期,この機会は大事で,大切にしています.

【追記】

久しぶりの写真は,2010年9月のヒマラヤ調査で,医療キャンプを張って,京都大学・大学院の石本恭子さん撮影の一コマ.

この調査は,衝撃的なフィールド・ワークが行え,想いで多き,ヒマラヤだった.

Arunachal Pradesh Research, Sep. /2010/ Photo by Yasuko ISHIMOTO

第6回 南アジアの自然環境と人間活動に関する研究集会

インド亜大陸北東部,アッサム,メガラヤ,バングラデシュの自

然災害と人間活動

6th Natural Environment and Human Activity in the South Asia

Natural Disaster and Human Activity in Assam, Meghalaya

and Bangladesh of the Northeastern Indian Subcontinent

とき:2011年 2月20日(日)13:00-

ところ:京都大学防災研究所大会議室D1518(京都大学宇治キャンパス)

プログラム

13:00-13:05 開会の辞                    塩谷雅人(京都大学生存圏研究所)

13:05-13:10 趣旨説明                    林 泰一(京都大学防災研究所)

座長 村田文絵(高知大学)

13:10-13:25 アジアモンスーン地域における降水量の長期変化傾向とその季節性

○平野淳平(首都大学東京),松本 淳

13:25-13:40 ネパールにおける降水の地域特性とその経年変化

○福島あずさ(首都大学東京),高橋日出男,松本淳

13:40-13:55 バングラデシュにおけるモンスーンの季節推移

○松本 淳(首都大学東京),Roxana Hoque,平野淳平

13:55-14:10 バングラデシュにおける雨季稲作の安定化試案 ―ハオール地域ジャワール村の事例―

○内田晴夫(農研機構 近畿中国四国農業研究センター)

14:10-14-25 ミャンマー中央平原ヤメティン郡における異常気象への在地の技術対応

○安藤和雄(京都大学東南アジア研究所)、レイ・レイ・カイン(イェジン農業大学 ミャンマー)

14:25-14:40 グレート・ヒマラヤのなかでの「ブータン〜アッサム・ヒマラヤ」の位置

○宮本真二(滋賀県立琵琶湖博物館),安藤和雄,Nityananda Deka(ゴウハティ大学,インド),Abani Kumar BHAGABATI(ゴウハティ大学,インド),Tomo Riba(ラジブガンジー大学,インド)

14;40-15:00 休憩

座長 安藤和雄(京都大学)

15:00-15:15 村落土地利用からみるアホムの稲作体系の特徴-ブラマプトラ川氾濫原の2村落の比較を通して-

○浅田晴久(京都大学アジアアフリカ地域研究科)*、Nityananda DEKA、Abani Kumar BHAGABATI (Gauhati University India)

15:15-15:30 Countermeasure of ZAICHI NO GIJUTSU( Locally Existing Technologies) agaist Abnormal Weather in Yamethin Township of Myanmar Central Plain.

○Kazuo Ando(CSEAS, KU), Lay Lay Khaing, Khin Oo, and Khin Lay Swe (YAU, Yezin  Agricultural University, Myanmar)

15:30-15:45 Environmental Problem and its countermeasure in Laos(Tentative Title)

○Oudom Phonekhampheng(Faculty of Agriculture, National University of Laos PDR)

15:45-16:00 Village based NGO’s rural development approach: an introduction of JRDS Activities

○Akkel Ali, Raiz Uddin, Momotaz Begum(JRDS;Joint Rural Development Shagsta, Tangail, Mynmenthingh, Bangaldesh)

16:00-16:15 南アジアにおける高層気象観測プロジェクト

○寺尾 徹(香川大学教育学部),村田文絵,高橋宏児,木口雅司,福島あずさ,Arjumand Habib, Md. Shameem Hssan Bhuiyan, Sayeed Ahmed Choudhury, Someshwar Das, 林 泰一

16:15-16:30 バングラデシュにおける2008-2010年のシビアローカルストームの発生環境場

○高橋宏児(高知大学理学研究科),村田文絵

16:30-16:45 アッサム・メガラヤ・バングラデシュの雨量計ネットワークについて

○村田文絵(高知大学), 林泰一,寺尾徹,木口雅司,山根悠介

16;45-17:00 バングラデシュのサイクロン被害について ー2010年の現地調査からー

○林 泰一(京都大学防災研究所)

インド・ヒマラヤからの帰路で,バンコクの空港

バンコクまで戻ってきて,メールが読める環境になり,膨大な・・・.

で,もうじきJAPAN.

今回の高所での少数民族のみなさんに協力いただく,医療キャンプと,現地との協力者のみなさんとの研究発表は,大成功だったと思う.

医学を中心とする共同研究にかんして,「オチ」「おとしどころ」「新しい方法論」について,深い議論ができた.

したがって,「異分野との共同研究」は,やはり,楽しいし,学ぶべきところばかりである.

ただし,テンションを上げていたので,・・・,少々,疲弊している・・・・・・・が.

日本の予定は,考えないように,といいつつ,明後日も出張で研究発表が・・・・・・・・・・・・・・・・・・(JAPAN)

旅情など,まったくない・・・・・・.