申請していました下記の研究が採択されたとの通知を受けました.
瀬戸内の研究を本格化させたいと思います.
公益財団法人 八雲環境科学振興財団 環境研究助成(一般研究)「瀬戸内臨海平野に記録された災害履歴と遺跡の立地環境の解析」,(研究代表者;岡山理科大学 生物地球学部・准教授:宮本真二),(研究代表者).
申請していました下記の研究が採択されたとの通知を受けました.
瀬戸内の研究を本格化させたいと思います.
公益財団法人 八雲環境科学振興財団 環境研究助成(一般研究)「瀬戸内臨海平野に記録された災害履歴と遺跡の立地環境の解析」,(研究代表者;岡山理科大学 生物地球学部・准教授:宮本真二),(研究代表者).
以下の論文が公表されました.
自己の立ち位置を明確にしようともがいていた宮本(2004)をベースとしているが,基本的な姿勢の変化はない.
宮本真二(2013)地理学と環境考古学.動物考古学,30,435-442.
1996年徳島(山城),1998年東京(近江),1999年京都(山城),2000年島原(近江),2002和歌山(動物遺体),2007年東京(ヒマラヤ),2010年高崎(ヒマラヤ),2012年新潟(ベンガル),2013年砺波(近江).
でオーラル発表.( )は対象地域かネタ.
歴史地理学会という小さな学会に初めて参加したのは,1993年の愛知大学で,東京での大学院生一年目だった.
学生時代,お金に困窮していたので,東海道線を乗り継ぎながら,友人の家に泊めてもらうことを約束して参加した.ちょうど,Jリーグ(サッカー)の開幕戦が行われていて,世は熱狂していたが,私は院生時代の迷い
のさなかで,長時間の道中は,夏のアフリカ調査準備のためフランス語のテキストとテープレコーダーを聴きながら,悶々として参加した.
学部時代の先生の発表を聞くためだったが,「宮本!.発表をしないで参加したら,ちゃんと質問しないといけない」(→懇親で学会に参加するのではなく,研究発表しろ!と).「泥臭いテーマなので,決して流行るテーマではないが,この学会でもちゃんと発表するように」と,美しくない大学キャンパスで,芝生に座りながら指摘された.(その後,豊橋駅前で立てないくらい,お酒をごちそういただいたが,覚えていない).
ただ,この学会の大会は,地方で開催されるため,学生時代は旅費をどうしても捻出することができず,一度も発表できなかった.その代わり,毎年春の大会で開催される日本地理学会は,連続して発表していた.
このような,経緯があった訳ではないが,職を得てからは,地方で開催されるこの大会は,地理屋として楽しみな大会となり,冒頭のように,過去17年で,9回の発表.(イチロー以上の打率!)
今日,発表を終えて,帰りながら,「私が一番の発表回数じゃないの?!」(内容は別として)と感じ入って,普段振り返ることのない過去をこのWebで調べた.一時期,他学会での発表に集中していた時期もあるが,いろいろな想い出が発表をしたからこそ,鮮明に思い出せる.また,自己の到達点も考えさせられた.
まだまだ,振り返るような年齢でもないが,若いときの志を省察する瞬間をもつことも,たまには大事だと痛感できたことも,今回の収穫だった.
また,17年もたつと,全く発表しなくなった人もいて,「変遷」を感じ入る.
研究発表の「準備が終わらん!.」
【大学人,二年生】
・・・・・というか,早く準備したら問題ないのですが,ニンゲンそうはうまくいきません.二年目の大学人生活では,新しく始まる講義・実習があり,気合いを入れて講義ノートをつくったり,最新の研究動向を,専門からは,すこしはずれるが,それを把握して,ノートを作っていると,論文とは違う労力はかかりますが,はやり「大学らしい,深みある講義」を作りたいと思い,時間はかかる.
(でも,あ・・・〜〜今日も,満足感にほど遠い講義をしてしまった...といいう自己否定感にさいなまれる・・・・・のが正直で,90分後は疲弊する.).
学問のおもしろさ,と厳しさ.を感じ取ってほしいなあ,と.
【先生】
学会で発表することは,大学院の学生時代は「就職活動」という教えもあり,先生に鍛えられた.プロセス全体まで,深夜まで練習を含めて指導していただいたので,いまでもありがたい.
(いまでも,厳しい先生がいるのは,ありがたい.研究室に電話がかかってくると,汗が・・・).
【プロとして】
私は,基本的に学会は,発表するために参加する.しかし,発表をしないで,参加する人のみの方も,意外なことに多い.何でだと考えると「懇親会?!」.私には懇親するために学会に参加する発想はないが,そういう人もいるのだと.ただそいういう人が,「批判的な言説」を繰り返すのは,「アンフェア」だと思う.
【魅力ある領域として】
いまは,職業研究者としてプロとして生きているが,学会で発表することは,緊張感がいつもある.そのときの「まとめ」の時間を作るというのを,自己で設定していかないと,なにもしない人になる.
研究の批判ではなく,学会の組織運営とか,・・とか,・・とか,「しょうもないケチつける時間があったら,ちゃんと研究者としての仕事をしてほしい」と,厄年になった今も,年齢に関係なく,同じ研究者の「ふるまい」をみて感じる.
学問領域の活性化のためには,やはりプロは,上記のような,アンフェアな言説を垂れ流すよりも,当たり前の,プロらしい振る舞い・仕事が必要だと.
ここ数年,学会で発表したリストで,Webでプログラムなどの痕跡がトレースできるものを業績にリンクした.
いつも思うが,こういう作業は「きりがない」が,機会あるときに,充実させ,公表したいとおもうので,Webを開設した
過去10年間以上は継続して行っている.
隠すものもないし,プロセスさえも開くことは,職業研究者としての義務だと,心している.
また,この行為は次への展開につながる場・チャンスをつくることも実感している.
岡山から日本海側の下記の地域へ移動するには,極めて時間的に制約される場合が多い.
以前の職場での仕事をまとめたもので,今後も継続させる.
こういった「泥臭く」「時間と手間がかかる」テーマこそ,地理では必要な仕事だと思いたい.
宮本真二(2013)「近江における平野の地形環境の変遷と土地開発」,第56回歴史地理学会大会,砺波文化会館,5月18-19日.
学会発表は100件を超えた.また,来月も発表がある.
「考古学」の場で,発表します.
宮本真二(岡山理科大)※・内田晴夫(農研機構・近中四農研・四国研究センター)・安藤和雄(京都大・東南アジア研)・ムハマッド セリム(バングラデシュ:バングラデシュ農業大)・アバニィ クマール バガバティ(インド:ゴウハティ大)・ニッタノンダ デカ(インド:ナガオン女子大)「ベンガル・デルタにおける地形環境の変遷と民族移動に伴う土地開発史の関係性の検討」考古学研究会第59回総会(ポスター),2013年4月20-21日.岡山大学.
本研究では、低湿地における土地開発史を検討するため、世界有数の低湿地であるベンガル・デルタを対象に,地形環境の変遷と民族移動に伴う土地開発史の関係性について検討した.現段階での結論は下記の通り。
ジャムナ川中流域では、①約12-11千年前に形成された洪水氾濫堆積物(自然堤防状の微高地)を利用するかたちで、それ以降に生産域と居住域の開発が行われた。その後,②幾度かの洪水に見舞われながらも、盛土の主体部の維持管理は現金収入を生む土木作業によって、恒常的に実施されてきた。さらに、少なくとも、③約1.3千年前までには当該地域において、生産域としての水田開発と連動する形で、近隣地域に屋敷地が形成されたものと推定した。また、④この堆積物に記録された土地開発時期が、周辺地域におけるベンガル・デルタのイスラム化との関係可能性について指摘した。
以下の仕事を追加しました.
作業の仕込み時間がとてもかかった仕事でした.
Kazuyuki Onoda, Shinji Miyamoto, Hirotsugu Fujita, Taisaku Komeie, Norifumi Kawahara and Hiroshi Kawaguchi (2013) Historical Geography in Japan since 1980. Japanese Journal of Human Geography, 65, 1-28.
・Webでは,自己の論文のPDFのリンク先がリンク切れがあり作業を開始するが,「切り」がない.
その作業過程で早朝からいろいろ発見するが,・・・
・実習先を開拓するために,大学の裏山などを数キロ徘徊し,いろいろな発見がある.特に古墳が多い.
しかし,四紀の河成ポイ堆積物がいつも気になる・・・
しかし,イノシシとハチが・・・