日本への「適応」

フィールドにでるとハイテンションになる.それは,海外に限らず,日本でもそうだ.
(フィールド・ワーク論はいつかはものにしたいと考えている)

それは,フィールドの「迫力」(現場と表現してもよいだろう)に魅了され,困惑され,考えさせられる時が継続するからだろう.
(その余韻で,フィールドに入る初期は,興奮して寝不足の日々が続き,野帳には理解不能は,感情的な表現がのぞいている).

それは,フィールドに入ると,今回のように,アフリカとアジア(インド)をハシゴしたらいっそう増す.今回のインド出国前は,本当にしんどかった.トランジットのバンコクでは,いま考えてみても????な行動が・・・(恥ずかしいことも).

また,今回は,「冬(半乾燥地域)から夏の終わり(アジア・モンスーン地域)への移動にともなう身体の気候環境への【適応】」が困難だった」,のである.
(洗濯物が一晩で乾く地域と,3日間以上かかる地域の違い)


しかし,フィールドに出ると机上で悶々としていた(ああだこうだ,そうでもないと)ことが,一瞬,「ああ・・・こう考えるんだ」と浮上する一瞬がある.幸いに,今回のアフリカでも,インドでもそうだった.
(その時に記載した,野帳は宝物である).

ようやくだが,ようやく理解可能な状態にまでなってきたようだと,自分でもうれしくなった.(そうでない,器用な人もいるのでしょうが,フィールドを味わう時間も私のような凡人には必要です).

しかし,新たな課題と,事故幻滅は同時に「浮上」し,次への課題となる.

閑話休題

帰国後はいつもあわただしいが,今日は,子供の運動会と某世話人の研究会のバッティング!(知らなかった)

早朝に,子供に「最初は参加」と言い聞かせ,職場で各種事務処理を行い,途中の駅まで車を飛ばし,電車で移動し,少し時間があり,別件での電話で喫茶店で.

・・・と思っていたら,忘却していた仕事が,メール打ち出しで発覚し,急きょ,喫茶店テーブルをコーヒー一杯で一時間以上占拠し,手書き作業.その後,別件の電話協議.

それで,余裕なき研究会の打ち合わせに参加.

研究会の感想はあえて書かないが,「問題意識の差(問い)」と「ストーリ(オチ)」がキーワードだと感じた.


・・・のような,すったもんだした一日.
すったもんだは,今後も繰り返されるので,楽しんでいこうと,ある意味開き直っている自分に対して,歳を感じた.

追伸
家人は,子供の運動会に参加したことを子供に説明しておいてくれた.

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