あわただしい毎日(自分の能力の無さ)を過ごしていると,忙しくしている自分が習慣化してくる.
は,よろしくないと思う.
こういう媒体も,速効性が求められているようで,私の本心とはかけ離れている感性をこの媒体はあるようだ.
とはいっても,何もない「思索の時間」をこの国の社会では共有されていないようで,研究の世界でも,【わかりやすく】,【成果のでやすい】,【役に立つ】というキーワードがもてはやされている・
もちろん,成果は重要で,評価の第一基準である.
しかし,研究史,いや歴史性をすこしひも解いてみると,役に立った研究成果が読み継がれることはない.
いま,1940年代の欧州戦線で【書きとめられた】歴史書を読んでいる.
迫力という陳腐な表現だけでなく,「次世代に読み継がれる一冊」という感覚を実感している.
追伸
写真は,ナミビアでの調査中のヒトこま.OさんとYさんがフィールドに挑み始めている.