出張先やその過程での読書は意外に集中してよめる.
もちろん,ある場所での調査結果は,その場所で読むと,よりリアルになる.
逆に,多忙で文字を追う時間が限定されてくると,その反動で,本の山が蓄積する.
・・・という訳で,意識外にヤマは高くなる.
本を探すことは,インターネットが整備されてて,容易になったが,「ヒットした」一冊にはなかなか出会うことはできない.
たとえば,「書評」を基準に本を選ぶことも可能だが,これもむずかしい.
やはり,アナログ的に手にとって,というのが一番たいせつなことなのだろう.
そのなかで,古本に巡り合う機会は,ネットが充実してきて各段に便利になった.いま,1960年代に出版された著名な初版本をよんでいるが,いまでは絶版で,文庫でも入手できない.
初版本は,装丁にも著者の心意気も感じられて,「迫力」が違う.
でも,コレクション化させるのは,本も「ホン」もうではないだろう.
追伸
写真は,インド北東部の家屋建築現場(2007年2月撮影)