場所への想い

「青臭い」想いだが,フィールドを重視する立場では,その場所がいつでも気にかかる.

こうった場で政治問題を議論するのはフェアではないが,「チベット問題」は,いま一番気がかりである.

いま,フィールドにしている一つのインド北東部は,ダライラマのチベットからインドへの逃亡ルートでもあった.現地ではそういった話が出てくるし,ダライラマの自伝も今回の旅具の一つでもあった.

帰国後,いまの状態を日本で知ることになった.


「平和であり,生きていられることに感謝できる幸せ」を想っている.


新刊本の紹介

バングラデシュ・インド調査中に以下の新刊本がでました.

よい本だとおもいます.ぜひ,ご購入ください.

【新刊】
前畑政善・宮本真二(編)川那部浩哉(監修)「鯰(ナマズ)イメージとその素顔」,八坂書房,260p.(2000円)

こちらもぜひどうぞ.
【既刊】
滋賀県立琵琶湖博物館 (編)『鯰(なまず)魚と文化の多様性』,サンライズ出版,55-66.(1200円)

日本化

先日まで,約1月,バングラデシュとインド北東部の調査旅行だった.
低地から4000mを超える場所への景観変化は,とても感慨深いものだった.

しかし,いつもそうだが,帰国後の日本への適応には時間がかかる.

写真は,アッサム・ヒマラヤ地域の4000m近くの高所.