休日にはいった大学は,二日前の喧噪が嘘のように静まりかえっている.
そんななか,PCに向かってうなっていると,眼下にユンボの音が.
珍しい光景.
また,施錠されていた学部棟には,新学部「生物地球学部」の真新しいプレートがいつの間にか,掲げられていた.
やらないといけないことは多々あるが,
1)Web更新の方法の忘却防止,2)慣れのため,
リンクを追加作業などを..
・・パソコン環境を一新した関係もあり,また右往左往している部分が多々.
まだまだ,安定しないが,これこそ,早くなれないと平均速度は上がらない.
研究室の窓を開け放っていると,早朝は,1)剣道部の「ヒャー」という気合いの声と竹刀の音,夕方は,2)柔道部?の「かけ声」?
で,青春を謳歌している若人(附属高校生?)の気配多し.
【備前生活一月の総括】
・若者との世代間ギャップを感じた(芸能ネタやゲームネタは,100%理解できない・・・(泣))
・岡山弁と関西弁のギャップ(「じゃあ」,「じゃあ」若人が発する会話にどのように,「返し」ていいのか,関西人はまだ対応できない).
・休日は一日だけだった.(その余波で,自宅は・・・・で,家人は・・・・(泣))
・研究室の配置を考えられる程度には片付いた.
・キャンパスの配置もようやく理解できるようになってきた.
・通勤経路各種を歩いて,地理的な空間能力はあがった!?.
・院生時代(理学部の空気)を思い出した.
・渡来人を深く感じる文化風土.(大きく,立派な石室をもつ古墳=数年前の韓半島南部調査を思い出し,そのつながりを実感した)
・教育熱心.
・学びへの理解.
・旧職場の外部の評価やまなざし.
・・・くらいでしょうか.
【補足】
・まだほとんど,自宅=大学研究室の往復で,フィールドが開拓できていないので,今後は研究室の整備と同時並行で,備前のフィールドを開拓すべく,さらに歩いたり人と話したい.
・ネットのログ解析はなかなかおもしろい(誰が見ているのかとかも???.その道のプロの方(大学研究者)や近江の方の貢献で,スキルの上昇は実感中)
以下の商業誌・報告書?が公表されたので,追加した.
ネットにおいても公表予定らしい.
宮本真二(2012)「〈琵琶湖の地形と歴史〉地形」.琵琶湖ハンドブック編集委員会編「琵琶湖ハンドブック(改訂版)」,滋賀県環境政策課,106−107.
しかし,
・奥付は,3月末で今頃公表,それも先の所属・肩書きで・・・,
・・・昨年度の仕事の処理がまた継続・・・・・・(^u^;) ハアというキモチ.
・・・あれほど,確認したのに・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・この経緯も公表しようかと・・・・・・
本日,下記のURLから
「岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 地理・考古学コース 地理学(宮本)研究室Web 」
がオープンしました!
近江からの知人(口は悪い)による作業で,今後も研究や研究室からの情報発信につとめてゆきたいと思います.
逐次整備をしてゆくつもりです.
http://www.big.ous.ac.jp/~miyamoto/
写真は,少し前に研究室への出勤途中に撮った散り始めの桜.今はすでに散っている.
慌ただしい日々ですが,キャンパスは活気があります.
追伸
受講生の方へ.講義のハンド・アウト資料,もう少々お待ちください.(鋭意努力します)
以下の表題で学会発表を行います.
・・いろいろ詰まっています.
宮本 真二(岡山理科大・生物地球学部)※・内田 晴夫((独)農研機構・近中四農研・四国研究センター)・安藤 和雄(京都大学・東南アジア研)・ムハマッド セリム(バングラデシュ農業大・農学部)・アバニィ クマール バガバティ(ゴウハティ大・地理)・ニッタノンダ デカ(ゴウハティ大・地理)「ベンガル・デルタ中央部における約1300年前の地形環境の安定期と民族移動の関係性の検討」.第55回 歴史地理学会大会 於:新潟大学,11-13 th / May / 2012 .
毎日大学に通って,「慣れる」日々.
上の写真は,3月31日の夕方に帰宅を急いでいるときに,テプラで貼られた研究室の札.
まだまだ,「年度はじめ」が続いている.
学会発表や,その関係の仕事のデッドラインを意識する日々だが,進展しない・・・・(泣).
まだ研究室が安定せず,モノを探すための時間を浪費する日々で,「無駄な動き」を自覚している.
斜面に展開し分布している建物を書類をもって上下運動するなかで,
1)大学敷地内に立地する建築物の空間認知能力が向上する,
・・ことと同時に,
2)体力も向上していることを自覚している.
とくに,2)は,数値データとして,早朝の体重計に反映されている.
・・・のような,「今日は,何したっけ?!!!」という日々だが,新年度の慌ただしさから,徐々に「安定」に向かってゆけば
よいと自覚している.
【閑話休題】
下の写真は,今の研究室の状況.一進一退の攻防だが,【安定】を志向する日々.
毎日,大学に通勤ルート開拓と,岡山を知るために通っている.
そのような日常の中,年度の初めのイベントなどで,学生さんたちとの会話が展開する.
そのなかで,
段ボールや,各種の機材が散乱する小生の研究室に学生さんがみえて,
「先生!ヤバイッス!ね」と.
関西人として,瞬時の返しが大事だと日頃考えているが,上記の,「ヤバイッス!ね」の解釈には時間を
要した.
・・・・・
帰宅後,家人との会話の中では.「それは,単なるあいづち,でしょ」らしい.
日常的にテレビを見る習慣がなく,世代間ギャップというよりも,同じ日本人としてコミュニケーション・ギャップを
痛感し,「こりゃ,修行せねば」とすこし感じた.
本日付で,岡山理科大学 生物地球学部 生物地球学科 地理・考古学コース
に 准教授として着任いたしました.
今日,辞令交付を受けましたが,刺激的な一日でした.
(それは,慣れない場であったという意味も含み,ネクタイを締めるという行為も・・・・含むです).
キーワードは,フィールドワーク,本物の魅力・迫力,現場主義,生きる力 です.
(もちろん,私流の解釈ですが・・・).
私は,「フィールドに入ると,理系も文系の関係ない!」ということを大事にしています(=地理学).
フィールドの迫力と魅力を伝えていければと,本厄になって感じています.
今後とも,よろしくお願いいたします.
追伸
桜を感じさせない「寒い岡山」でした.