夜中のネット環境

「仕事を家に持ち帰らない」ということを,結婚前は誓った記憶がある.

しかし,いまは...である.

ただ,メールは極力深夜には開けないようにする.とくに仕事に関係するものは.

根がまじめなので,メールでの受信履歴を発見すると,返信しなけらばならないという思いがある.ただし,メールを忘却録にしているという悪い癖もある.

帰国後などに,メールを確認できなかった時間が長いと,「受信」のボタンを押すことこそが,恐怖にもなる.開けたことによって,仕事モードになる.今回のインド北東部のように通信制限などが行われている地点ではどうしてもネット環境は悪い.

・・そういったときに,カルカッタに帰ってきて,ネットカフェに入ると・・・・何百通・・・.

まず,しょうもないメールを「削除」で一時間.あとは,順を追って返信を繰り返して二時間.

インド,カルカッタまできて,なんで日本の事務メールをしとるんか,と自問自答する.

そうは,いっても,期限を守ることは信頼だと自己に言い聞かして,今宵もPCに向かっている.

「なんだかなあ.」
でも,手紙やお礼は極力手紙でと実践し始めている.院生時代は海外調査にでて帰国すると,必ずカウンターパートや同行者の絵葉書でお礼を描いていたものだ.その一部を実践した.


冒頭に戻ろう.

「めちゃくちゃ本棚が増加している」との愚妻の指摘.家で仕事をせざるを得ない状況で,結果として睡眠時間は絞られる.

追伸
こんなブログ書いている暇があったら,仕事しろ!とは言わないでください.

日本への「適応」

フィールドにでるとハイテンションになる.それは,海外に限らず,日本でもそうだ.
(フィールド・ワーク論はいつかはものにしたいと考えている)

それは,フィールドの「迫力」(現場と表現してもよいだろう)に魅了され,困惑され,考えさせられる時が継続するからだろう.
(その余韻で,フィールドに入る初期は,興奮して寝不足の日々が続き,野帳には理解不能は,感情的な表現がのぞいている).

それは,フィールドに入ると,今回のように,アフリカとアジア(インド)をハシゴしたらいっそう増す.今回のインド出国前は,本当にしんどかった.トランジットのバンコクでは,いま考えてみても????な行動が・・・(恥ずかしいことも).

また,今回は,「冬(半乾燥地域)から夏の終わり(アジア・モンスーン地域)への移動にともなう身体の気候環境への【適応】」が困難だった」,のである.
(洗濯物が一晩で乾く地域と,3日間以上かかる地域の違い)


しかし,フィールドに出ると机上で悶々としていた(ああだこうだ,そうでもないと)ことが,一瞬,「ああ・・・こう考えるんだ」と浮上する一瞬がある.幸いに,今回のアフリカでも,インドでもそうだった.
(その時に記載した,野帳は宝物である).

ようやくだが,ようやく理解可能な状態にまでなってきたようだと,自分でもうれしくなった.(そうでない,器用な人もいるのでしょうが,フィールドを味わう時間も私のような凡人には必要です).

しかし,新たな課題と,事故幻滅は同時に「浮上」し,次への課題となる.

閑話休題

帰国後はいつもあわただしいが,今日は,子供の運動会と某世話人の研究会のバッティング!(知らなかった)

早朝に,子供に「最初は参加」と言い聞かせ,職場で各種事務処理を行い,途中の駅まで車を飛ばし,電車で移動し,少し時間があり,別件での電話で喫茶店で.

・・・と思っていたら,忘却していた仕事が,メール打ち出しで発覚し,急きょ,喫茶店テーブルをコーヒー一杯で一時間以上占拠し,手書き作業.その後,別件の電話協議.

それで,余裕なき研究会の打ち合わせに参加.

研究会の感想はあえて書かないが,「問題意識の差(問い)」と「ストーリ(オチ)」がキーワードだと感じた.


・・・のような,すったもんだした一日.
すったもんだは,今後も繰り返されるので,楽しんでいこうと,ある意味開き直っている自分に対して,歳を感じた.

追伸
家人は,子供の運動会に参加したことを子供に説明しておいてくれた.

カルカッタ(コルカタ)より

8月のアフリカ、9月のインド調査がほぼ終わり、各種交渉と資料入手のためカルカッタに来ています。

カルカッタは好きな街ですが、今回は交渉に終われ街を味わう時間がはない。。。。

このネットカフェは、安宿街のサダルストリートにありますが、エアコンがなく、額から汗が滴り落ちます。

現地調査とカルカッタでの交渉を終え、「大国」インドを痛感しています。

しかし、座っていても汗が。。。。。これがベンガルなのでしょう。

寒いアフリカで日本の首相

このブログを書くために30分以上,寒い深夜のアフリカの屋外にいます.

この空間にいないと,ネットにつながらいなためです.

この空間で,日本の首相に無責任な辞任を知る.毎年,こういった状況だが,海外の人は日本をどう見てるんだと素朴に思う.

北京五輪の状況のほぼわからない状況で,この情報で一時帰国.昨年の同じか.

もう,勘弁してほしい.

どうしても,寒いし,説明できないことはしてほしくない.


ほうとうに,寒いんだ.

アフリカで日本とインド

帰ってきてもすることは山積しているが,キャンピング中できなかったネット環境の場にもどると,日本から携行輸出した仕事を,こなす.


一つこなして,添付メールで送付し,次の「日本の学会発表」の仕事で,アフリカで,日本の積雪地域とインドのデータをまとめている.

自分でも,なにしているのかよくわからなくなる.