10月は京都に3回,福井,広島,九州にも出張します.(休みなし(泣))
以下は,その第一弾.
宮本真二(2013)「世界と日本の土地開発の歴史」.大学コンソーシアム岡山「吉備創生カレッジ」,10月5,19日,11月2日
10月は京都に3回,福井,広島,九州にも出張します.(休みなし(泣))
以下は,その第一弾.
宮本真二(2013)「世界と日本の土地開発の歴史」.大学コンソーシアム岡山「吉備創生カレッジ」,10月5,19日,11月2日
備前で生活するようになって,まだ一年半だが,いまだ日々新鮮である.
日常の生活における新鮮さは,言葉や食生活の違いが大半である.
地理学的には,やはり,岡山平野という低地に,岡山市の中心部が展開していることである.
ベンガル・デルタは世界有数の低地で,歴史的な開発史を検討する場合,人の移動や,それに関わる技術の変容過程が重要である.しかし,日本列島における低地開発に関しての比較の視点は,備前での日常生活から考えることが出来るのではないかと,思索していた.
ベンガル・デルタの雨期は,屋敷地が水面から浮かび上がってくるような景観が特色である.しかし,この5月に訪れた砺波地方でも,下記の写真のように,「浮かび上がった家屋」の景観を目にすることができ,その開発史に思いをよせた(車窓から).
備前は,どうだろうか?
地理学ではない,地域学会で発表します.
地域学会での発表は,
2009年の「宮本真二:「アフリカと南アメリカの半乾燥地域における環境変動期の対比」,日本アフリカ学会,東京農業大学,2009年5月」.以来で, 「南アジア学会」は,現段階では会員ではありませんが,刺激的なプログラムで,いまから,とても楽しみです.
プログラムを見た感じでは,バングラデシュでも研究仲間も発表され,「濃いい南アジア・フェチ?!」が多く,たいへんたのしみです. また,先の職場での知人との再会も楽しみです.
「日本南アジア学会第26回全国大会:場所:広島大学大学院文学研究科(東広島キャンパス)」第2日 10月6日(日曜日)
13:30~16:30 全体シンポジウム「大地からみる南アジア世界—環境へのアプローチを考える」 (第1会場:2Fリテラ(B204大講義室))
司会:柳澤 悠・岡橋 秀典 趣旨:環境問題への対応、環境との共生は今や世界的な課題である。特に、中国やインドなど急成長する新興国では環境破壊、環境汚染、自然災害など環境に関わる様々な問題が噴出している。環境にどうアプローチするかは、今日の学問につきつけられた大きな課題であるといえよう。 環境はきわめて複雑かつ広範な内容をもつ。自然科学的なアプローチとともに、人文科学からの考察が不可欠な所以である。また、環境が所在する地域のコンテキストも十分にふまえなければならない。この点で、自然、歴史、政治、経済、社会、文化など多様な側面からのアプローチが可能で、それらの総合化を学の課題とする地域研究に期待されるところが大きい。 本シンポジウムでは南アジアの環境に焦点を当て、地域研究における環境研究の今後を展望してみたいと考える。
<報告> [2B1-1]岡橋 秀典:趣旨説明 [2B1-2]松本 淳*・浅田 晴久「南アジアの気候と農業」[2B1-3]宮本 真二「南アジア地域(ブラマプトラ川流域)の民族移動と土地開発」 [2B1-4]山下 博司「インドの環境思想と現代―その可能性と限界とをめぐって―」 [2B1-5]水野 祥子「イギリス帝国の森林政策とインドの経験―帝国林学会議(1920~1947)を通して」 [2B1-6]三宅 博之「現代都市と環境問題」 ( * は発表者)
以下のように,ヒマラヤ研究の成果の一端が公表された.
この更新にあわせて,他の細部についても若干の修正を行った.
Shinji MIYAMOTO, Kazuo ANDO, Nityananda DEKA, Abani Kumar BHAGABATI and Tomo RIBA (2012) Historical migration and land development around the eastern Himalayas. Journal of Agroforestry and Environment, 6 (2), 25-28.
夏休み中というのに,先月末,チベットと韓国から帰国帰国直後に,「野外調査法実習1(地理)」を実施.
「あしたり岡山」の方に,解説を今年もお願いした.
私のイメージは「ブラタモリ」である.
地理と歴史を,一緒に学ぶ過程で,マチ・街はいっそ深みを増す.それは,街でなくても地域を理解するためには,
「地理(空間)と歴史(時間軸)」からの視点はとても大事である.
・・・すこしは,そのおもしろさを20才,もしくは20才直前の諸君は分かってくれた!?.
私自身も,昨年はまったく岡山のことは理解外であったが,すこしだけ知識だけはついたことを,実感できた機会でもあった.
しかし,暑かった...
夏休みは?!