立場(立脚点)の主張と年齢

どうも刺激の強い日々を送って,働かない脳が活性化しているようだ.

メールでの若手研究者(私もじゅうぶん若いと思っているが),とのやり取りで,上記の表題を思いついた.

某,首都圏の公立大学院に在籍している時,某先生は,新入性(院生;入院式)で,以下のような挨拶をされたことが思い浮かんだ.


「研究への憧れと,好きになるのは違うよ」.「君たちの,今は,憧れだろうが,「好きになること」の意味がわかるか?」・・・と.

また,某,先生は,(これは,活字になっっている有名な一節だが).

「研究対象が恋人だったとしてもやって(継続)いけるか?」


自己に照射しよう.


「好きだろう」,「結果として」継続しているのだから.「思いこみの強さが武器」だとも指摘できる.


ただ,「好きなこと」(自分に合っていると信じあえる対象)に【出逢う】のは,なかなか難しい時代とも感じ,若い人たち(20代)の振る舞いをみて感じている.ただし,優秀だし,よく勉強しているのは事実(すむなくとも,当時のワタシより).


月並みだが,【役に立つ研究】こそ重要だ,のような主張を繰り返す言説は,自己へこのコトバを照射してほしいとほんとうに思う.ただし,とうぜん,対極にある【役に立たない研究】を実践しているもの(当方)も,甘えは許されない.


要は,「緊張感」の継続性だろうか.フィールドワーカーにとって.


表題にもどろう.

「立場性」.を主張する時期は必ずやってくる(ふつうに模索していたら.また,研究という「行為」自体が,「超」個人的であることを理解しているモノだったら,であるが・・・・


「自己修養」という先達の言説もある.


模索することが,たぶん,たのしいと感じ始めることが,「好きになる」ということだと,今の私は返答するだとう.





(オチなし)..

酔い(酔い)と刺激

タイトルにあるように,告白すると,このブログを書いている空間と時間は,「酔い」に時間でもある,

【告白】という,おおげさなものでもないが,PCやネット環境に「身構える」(結果でもあり,職業がら,コトバで勝負している立場盛から),慣れないのだ.



無理している訳でもないが,不特定を多少とした文章は正直,難しい.
・・・よって(研究者だと,したがって),無理して創作もしているのが事実だ.


以下,創作でないモノグラフを書こう.

6時半頃,昨晩の懇親会の余韻を残しつつ焦って起床.発表は,昨日だたが,9時からの「開始」にあわせて,結果として,その時間に目が覚める.
眠りについたのは,「あまり帰国にない」(笑)というのがよろしくないが,刺激をしあった【同士】と共有できる時間は貴重だ.

そして朝.

研究所付属の宿泊施設に泊まっていたので(ここは陸の孤島),朝飯がない.朝飯は重要だ.
・・と思い,自動販売機へ.....だが,食えるものがない.散歩する余裕もなく,早めに会場に入り,「どらやき」と「缶コヒー」で血糖値をあげる.


この機関,こういった打合せや研究発表が連続であり,疲弊していた(る).


でも,刺激は大いに受け,眠れない日々が再会した.


追伸

「わからないことは,わかろうとすう行為を生む.(だろう).
(以下の研究発表(口頭)をしました).




※宮本真二(琵琶湖博物館:発表者)・安藤和雄(京都大学)・アバニィ・クマール・バガバティ(ゴウハティ大学)
「アッサム・ヒマラヤにおける土地開発の歴史的検討」.総合地球環境学研究所,2008年10月.






高所でのフィールド

某,研究会と打合せに参加している.いるいうことは,いまだ出張中である.

今日は,高所を軸とした研究会で,結果として,高所に適応し,好きな人が集積し,その人たちは,結構,社会性を逸した,「どこかで見たことのある人たちである」.


そのような場は,余計に説明する言葉が必要とされず,心地よい時間であもある.

ただ,度重なる旅は,少々,疲れる.

ゆっくりと休みたい.

インドから帰ってきて,休んでいない.

休日でも仕事「休日出勤」

今日は,休日振り替えの期限を事務の方に指摘され,休日にした一日.

ただ,研究室には愚妻を同伴して「出勤」.

明日から,「カケンヒ」関係の打合せが4日連続で続き,研究発表もあり,昨日疲弊しきってデイバッグに積み残したPCや発表用資料をとりにLBMへ.

「休むのも仕事のうち」といわれるが,【仕事の締め切りを抱えたままや,仕事のことを思いながらの休日】こそ,今の私にとってストレスになる.

愚妻や子供からは,「異分子」としての扱いが,強調される日々だ.

トホホ・・・・

ただし,期限がないと仕事しない性格を熟知しているので,精神的にもつらいが,がんばれるときに,がんばらないといけないと思う.

さあ,仕事にもどろう!

追伸
宿題に近いが・・・

寝不足と鼻炎と事務仕事,そして刺激

何から書いたらよいかわからない一日で,疲弊はしている.

その要因は,1)海外調査後の日本社会への適応障害,2)出張後の事務処理,3)時差,4)疲弊(フィールド(現場)でのハイテンション状態の継続からの現実直視などでしょうか.なだあるような.

ただ,インドからの帰国後は,学会関係の仕事が集中して,またデッドラインが集中して,「冷汗」がでる朝を迎えることが多かった.

ただ,職業研究者(プロ)にたまたまなれて,「若手」を意識し,若手の成長に喜びを感じる自分に歳を感じている.逆説的に表現すると,成長かもしれないなあ,と今回の日本地理学会@盛岡の前夜祭とセッションを聞いたり,発言したりして思った.

・・・・このように,酔っ払いながらも,刺激的な毎日をおくっている自分と周りの人に感謝している.

初心と過去を照射するのも,「たまには」悪くないと感じた,東北だった.

追伸
最近は,文章のみで,長崎大学の某アフリカ研究者と同じなので,つぎくらいには,海外調査時の写真でも入れます.

今日は,「午前様」ではない.

頭だけが興奮と記念されるべき日

なかなか「眠れない日々」が続いている.
(PC持参でいろいろ深夜に仕事しているのも事実だが・・・トホホ).

だが,それは,精神的に悪い意味ではない.


学会や研究会(刺激的なという限定があるが・・・)に参加するとと,発表を聞いた場で理解できないことを考えつづけて,身体は疲弊しているが,通常,あまり働いていない当方の脳みそは,フル稼働するらしく,「興奮する」ようだ.

共同研究のプレゼンのため,久方ぶりに東北で開催された学会に参加し,「同士」(古いなあ.仲間か)を確認でき,たいへん刺激的だった.

その期間,睡眠不足もあったのだろうが,陸路を7時間以上かけて帰宅後,なんと,今の時間では2日前は・・・回目の【結婚記念日】だったことが愚妻の指摘で判明.

なんだか,機嫌が悪そうだったが,学会のことなどをしゃべっていたら,「何か,わすれとらへん」という批判的な指摘.

思い出しました!しかし,やばいと思いつつ.「忘れとった」と同時に額に汗が・・・したたり落ちた.


「100%忘却していました!」



と土下座(に近い状況)しました.
(その後の顛末は,想像ください・・・・・・・・・・・・・・・)



また,すったもんだした一日でした.(ある意味,オチがあったというべきだろうが,書くと女性の批判が・・・・・).


【発表タイトル】
小野 映介(新潟大)・宮本 真二(琵琶湖博物館)
「平安時代前半に生じた越後平野中部の地形環境変化」日本地理学会2008年度秋季学術大会(オーラル).

眠りたい!

某学会で盛岡です.

そうとう充実していたので,なかなか寝付くことができない.
また,仕事の締め切りもある.

ただ,眠ることも仕事だとおもって....


ただ,よい一日だった.

刺激ある(ありすぎる)一日.

表現出来ない「重み」をもった一日と自己は解釈した.

ただ,本当に,ねむいし,ねむりたい.

でも,「眠れない夜」(某歌手と同じ曲名だ).

某地理学会で盛岡

睡眠不足のまま電車に飛び乗って,盛岡の学会.

電車のなかで眠ろうと思っていたが,PCを持参していたので・・・仕事.新聞を読んでいたら,ノートPCは自宅仕事を招き,プライベートとパブリック(仕事)との境界を失わせる,というような趣旨の記事があった.
その結果と過労働になると.

そうかもしれないなあと思いつつ・・・・

陸路で7時間以上.バンコクまで行ける時間.

また,着いたらメールで仕事をしている.

なんだか,カルカッタと変化しない生活だが,「がんばります!」

今晩は,発表の打合せ.

お金がないとこと,フィールド・ワーカーの耳学問

今日は,急遽,某プロジェクトの打合せのため,古都へ.長袖は暑いくらいの陽気だが,空気は澄んでいて北山を望む景観は格別だった.

「学生時代に4年間クーラーなしの生活をこの地で過ごしたが,こういった景観の美しさを感じることはなかった.悩んで,バイクで林道のツメでビバークすることはよくあったが...」・・・なことを,地下鉄から地上に浮上して5分間の徒歩で感じた.


このブログで【貧乏だった過去】(今も「裕福」とはほど遠いが,),を記述したが,苦痛ではなかった.

具体的に指摘すると,3000円以上の本は基本的に購入できず,読みたくてたまらない一冊(書き込みしたくなる衝動をおさえることができない一冊)は,図書館で借りて,土日に全ページ複写した.(書店さんゴメンナサイ).


今は,新刊情報と書評などで確認し,野帳にメモし,ついでのときに書店で手にとって目次と内容を確認し,その後,衝動買いを抑止するため一週間おいて,ネットで古本検索し,購入する.

その基準は,いまだ3000円.

いつも,高い本は前ページコピーする衝動はあるが,就職して同じ行動をしていたとき某先生から次のように指摘された.

「就職できたんだから,君が買いたいと思った本や,買うべきと思った本は惜しまず買いなさい」と.その意味は,購入することによって売れない学術書業界のすこしの安定につながり,今後につながる,と解釈した.
(実は,その先生が出された本を全てコピーしていたということを口走ってしまったからである).


つまり,お金が乏しいことは,工夫を生み出すということだとも言える.(ちょっと,疲れているので,論理的な整合性はない).



今日の,フィールド・ワーカーの集いは,現場で考えること.行ってみたい衝動を抑えることができない人たちの集いでもあり,いつも刺激的だ.


それは,当面とか,打算とかというワードで表現できない「力」を感じる.


【みなさん.良い生き方をされた(ている)という表情(達観か?)をされていて,元気と刺激をもらった一日】
異分野(そうも言えるかどうか,分からないし,括る必要もないだろう)の議論は刺激的だ.


ただし,お金がないので,明日からの学会は,関西から陸路東北遠征である.学生時代となんら変化していないが,その過程も疲れではなく,楽しみつつ思考したいと思っている.
(愚妻も怖い)



追伸
いまいち,オチがない.
深夜なので,お許しください.