地域を理解・説明する方法と視点

異分野,もしくは隣接の領域の研究者(あくまで,

地理学の私からみた)と一緒に研究をしていただけるようになって,表題のような学部の2回生から3回生くらいのときに考えたようなことを,いま,再び勉強している.

・・というより,もNew Geography後の変革の影響をもろに受けた私たちの世代は,「科学として地理学」の重要性が教育ベースでも盛んに指摘されていた(と思う).

しかし,他の領域(フィールド・サイエンス)の見方を学ぶにつれて,地理学の独自性や,その方法論の存続基盤の「危うさ」を自己に置き換えて考えるようになった.

もちろん,いまの職場もじゅうぶん異分野の集合体なのだが,フィールド・サイエンス=野外科学という土台のなかで,地域をみてゆく時に,逆に,「地理学的」なものに関して説明も専門性も求められているように感じる.

このような,自己の流れのなかで,いま,勉強しているのは,「地誌」である.(正直に告白すれば,サイエンスとしての地理学に興味があり,マジメに勉強していなかったのだが...).

「・・・学」という,名前での新しさを強調する時代ではないが,「地誌」にかかわる熱き先輩達の「告白」に関する文字列を追って行くと,考えさせられるのだ.

とくに,衰退や危機をあおる世代(運動世代)下の,私たちの視角と,そろそろちゃんと考え,アピールしないといけないと考えるようになったことも事実だろう.

・・・トシだろうか..

 

【写真】写真は,カルカッタ(現:インド,西ベンガルの州都)のIndian Museum. サダルストリートのシーク教徒がこまめに切り盛りする,定食を食べてかた,ここに立ち寄ることは,厚みが感じられで,落ち着く空間でもある.

intenet discussions その一

深夜の「思索」はろくでもないが,あえて,【趣味】として.

 

このごろ,というか,ここ数年.ネット環境の利便性を享受しているが,「携帯電話では,メールを打ちたくない.

 

・・・を考え(妄想し)て.

 

1.「携帯電話」論

2.「携帯メール」論

3.「SMS」論

 

に,現段階では説明要素として区分できよう.

 

ここで,まずは,1.

基本的に電話は嫌い.時間を強制的に搾取される.したがって,小生の行動原理を理解していただいている方しかなく,小生にかかってくる電話は,ごくごく少数.

基本的に,サイレント・モード・あの呼び出し電子音は,いまだに慣れないので,たぶん,自分には合っていないのだと思う.

 

2.への展開.

上記の1のような状態なので,基本的に「打たない」.打っても家族への【了解】のみ.

ここが,重要.

 

....なぜ,携帯でメール(今は,iphone4だが)を「打ちたくない」と思うのは,【言葉・レトリックが消費されるから】

・・だと,自己分析.

つまり,コトバの【重み】が,消費される,と考えているからだろう.

もちろん,その制度で,コミュニティが構築される過程は,途上国で見ているので,利便性などは理解している.

 

・・・が,「軽さ」には,たいへん違和感を覚えるし,コトバは大事.

なぜなら,日本語ができないと,外国語はできない.

(説明はいるが,日本語での自己表現方法を理解しないと,外国語へは,展開できないだろう.)

 

最後の3は,上記二点と関連し,正直

 

「この更新時間があったら,論文を読みたい」.

・・・というのが,真実だろう.

 

【オチ】

 

...と,自己納得の段階(みそぎ?)は終了した?.

 

要は,フィールドの迫力を無視できない「感性」の必要性だろう.

若者の感性と信頼,そして「楽しむ」ワクワク感

ムスリムの世界遺産

忙しいのは変わりないが,商売も同様で,暇な時は,よろしくないだろう.

・・・と考えていて,

「研究していて,なにが楽しいですか?」

とよくは聞かれないが,地理学=フィールドを重視し,自然と人間との関係性の学,と信じているもの(かたくなにだ)のとって,説明しないといけないだろう.

思いうかぶまなに列挙しよう.

・旅が好きだ.

・ヒトの行動はおもしろい.

・「なんで,こんなものが,ここにあるの?」

・空気の違い.

・空気は生もの.

・刺激.

・ぶれない.

・発見.

・感動.

・異分野との見方の相違をフィールドで確認したり,教えてみらうおもしろさ(視点・視角の転換)

・・・・・・ほかにも,いろいろあるが,

なにより,

【あ・・・・そうか!・・・・・「わかった!!!」】という瞬間だろう.

だが,たいてい,その【わかった瞬間は】,あとで調べてみて,たいした事でない方が,大半だが,...そのスリルは,病みつきになる.

ここは,「私が見てきたのだから,事実なのだ!」

という度胸も,力量もないが,なによりも「ワクワク」「楽しむ」ことができる感受性を維持するには,フィールドしかないと,フィールド科学としての地理学を志向する立場は,そう実感している.

広義の「地域研究」へと.

【オチ】

上記の中で,楽しむというのは,いくつでてきたのでしょうか(苦笑).

もちろん,その楽しみは【享楽的な楽しみ】では,決して,ない.

写真は,バングラデシュの世界遺産.手元に野帳がないので,場所が出てこない,オヤジの仲間入り(苦笑).

日本海型気圧配置の集中講義

いま,「ワカモノ(若者)」に鍛えてもらっている

逆説的な表現を用いれば「遊ばれている(苦笑)」だろう.

でも,刺激がある.

彼ら,彼女らの【感性】は,「おもしろい」し,大事にしてほしい,と思う.

それが,80年代に自己形成をした世代としての表現では,

「志(こころざし)」

だ.

ぜひ,小生のような「変人」の【縁】をきっかけとして,チャレンジしてほしい!.と思う.

・・・ああ,Just 40 か....と(苦笑).

キモチは,20代なのに・・・・・・・・(さらに,苦笑).

・・・と思っていたら,午前様・・・.ハア・・・・・・・(脱力感).

【結論】

Face to Faceでしか「伝わらない」【信頼】をつくる国際的なテクニック(=まあ,度胸ですが),身につけてほしい,・・・・と老婆心ながら,・・・思います.

ただ,

「たいしたものだ」と思います.

私の方が勉強させていただいています.

【刺激】という・・・・・・

【オチ】

ただ,めちゃくちゃ,「寒い」!!