近江とヒマラヤ、と大津(2012年7月16日)

昨日まで,所用で近江に滞在.

琵琶湖を見ていると、懐かしさよりも,今後の比較研究テーマのアイデアがよく浮かぶ.

 

下は,開催期間中訪問できなかったが,記録として業績に追加した.

宮本真二「ヒマラヤから考える環境問題」岡山県環境保全事業団・環境学習センター「アスエコ」主催「おかやまの大学のココがすごい!~大学環境展~」,2012年6月.

 

追伸

大津市の教育委員会の問題.「役人」気質の一端だと経験上,理解・納得している。

 

e-mail from Kathmandu, Nepal (12th /July/ 2012)

ネットの利便性を享受できる機会があった.

1995年頃に山本紀夫先生(国立民族学博物館・名誉教授)のプロジェクトに入れていただいて,長期の滞在調査をネパール・ヒマラヤに参加させいただいた.

 

文部省科学研究費,国際学術研究「ネパール・ヒマラヤにおける草地・森林利用に関する民族学的研究」,(研究代表者;国立民族学博物館教授:山本紀夫),(研究協力者).

宮本真二・岩田修二(2000):自然環境の変遷-ジュンベシ谷の二万年.山本紀夫・稲村哲也編『ヒマラヤの環境誌』,八坂書房,235-255.など.

http://www.yasakashobo.co.jp/books/detail.cgi?recordID=12

 

今からだととても視野が狭いなかでフィールドを歩いていたが,毎日毎日とてもよく歩いたし,多様な分野の方とのフィールド調査の醍醐味を味わえ,鍛えられた.

 

そのときに,フィールド調査でいろいろサポートしたり,遊んでくれたシェルパの友人からメール.とても頭の回転が速く,英語も上手く,帰国後も手紙のやりとりは続いていた.

しかし,ネパールは,その後民主化のなかでいろいろなことが起き・・・一時途絶えていたが,3年前に訪問し,再開できた.その彼からだった.

 

つたない英語で,将来の夢をテントで語り合ったり,不安を共有したり...

でも,元気そうでほんとうによかった.

 

Dear friend Dr. Miyamoto, namaste!First of all congratulation for your new job and thank you very much for informing me your new adresses.

I could not read your mail earlier as there is no internet facilities in our area.Nowadays Iam at Kath・・・・

締め切り!と広報と!(2012年6月6日)

いろいろ慌ただしく,眼が血走っています.

しかし,以下の様なイベントがはじまっています(らしい).(私個人は,「すごく」ないんですが・・・)

 

まだ、現地には行っていないが、パネルと資料は貸し出しました.

 

タイトルからも,岡山理科大学 生物地球学部という,フィールド臭さ=泥臭さは、いいかんじですね。

 

(以下、転載とWeb参照)

おかやまの大学のココがすごい!~大学環境展~

2012年06月06日~2012年06月30日イベント

 

岡山の大学でどのような研究がされているのかご存知ですか?
大学や研究者が開発した環境技術は、新聞等で紹介されることがあるものの、
一般の方が目にすることはそれほど多くありません。

私たちが普段あまり目にできないさまざまな研究テーマを
岡山大学、岡山理科大学、岡山県立大学のご協力のもと、
最前線で取り組まれている環境技術や取組みをご紹介します。
※6/7より岡山県立大学も協力予定

[日   時] 2012年6月4日(月)~6月30日(土)まで
[会   場] 環境学習センター「アスエコ」 岡山市北区下石井2-2-10
電話:086-224-7272
10時~18時(日曜・祝日休館、13時~14時はお昼休み)
[企画主催] 岡山県環境保全事業団 環境学習センター「アスエコ」
[展示協力] 岡山大学、岡山理科大学 ※6/7より岡山県立大学も協力予定

展示内容
各大学の環境技術や取組みなどをパネルにて展示

●岡山大学
・現在の外来種は将来の自生種?(沖陽子教授)
・植物による畑地浄化と植物体の付加価値創造を通じた水環境の保全:植物体からのリンの回収
・廃棄牛乳の資源回収型処理プロセス開発(永禮 英明准教授)
・未来を変える炭素材料とエレクトロニクス(久保園 芳博教授)
・夢の電子材料グリーンフェライトR(池田 直教授)
・水害廃棄物量の予測手法と仮置場選定支援システムの開発(藤原 健史教授)

●岡山理科大学
・ツクツクボウシの岡山市における出現時期の変化と温暖化(中村圭司准教授)
・星の見える夜空を!(加藤 賢一教授)
・モモの果肉障害の特徴と発生要因(久保田尚浩教授)
・ヒマラヤから考える環境問題(宮本真二准教授)
・琵琶湖の景観と未来~魚つかみを楽しむ活動から~(中島経夫教授)

※6月は環境月間です!アスエコの貸出機材なども展示を予定しております!

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展示連動イベント「アスエコカフェ」のご案内
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日時:6/16(土)15:00~17:00
定員:20名
参加費:無料

*白桃烏龍茶を飲みながら、大学の最前線の研究内容を聞いてみませんか?

①バイオマス資源化による農村地域水環境の保全
植物を畑に植えて、土壌浄化や有価物であるリンの回収を行う研究です。
講師:永禮 英明准教授(岡山大学 大学院環境生命科学研究科)

②モモの果肉障害とその原因は?
岡山県下のモモ栽培にどのような問題が発生しているのかについての研究です。
講師:久保田 尚浩教授(岡山理科大学 生物地球学部)

 

http://www.kankyo.or.jp/koueki/event/index.php?act=dtl&id=99

インド,アルナーチャル・プラデーシュ便り

15日から,下記のプロジェクトなどの一環で,標記の地に滞在している.

この地は,もう数えられないくらい滞在しているが,「今年は寒い!」.上では,雪の様子で,装備もしっかりとで,長靴や毛布など・・・・

いま,Bomdilaの地にいるが,標高で,2500から3000m弱でもあり,強行スケジュールで深夜にこの地に入ったので,最初は,軽い高度障害(頭痛)があったが,いまは,大丈夫である.

今回は,夏に行った医療キャンプのホロ―と,現地のカウンターパートも含めたワークショップの開催と,その後の,小規模な医療キャンプがメインで,その間に時間を見つけて,現地調査を行う計画で,各種準備を行っている.

こちらは,現地の研究者や学生さん,この地に暮らす方々に,勉強させているばかりですが,なにか,すこしでも貢献したいと妄想しています.

また,お便りします.

寒く,ときどき,停電になり,ネットも・・・断絶します.

総合地球環境学研究所プロジェクト研究「人間の生老病死と高所環境ー「高地文明」における医学生理・生態・文化適応ー」,(研究代表者;総合地球環境学研究所准教授:奥宮清人)

バタバタの出国@バンコクからインド

いつものように,バタバタで,出国し,いまは,バンコクの空港でトランジット.

インド北東部,アルナーチャルプラデーシュ州(アッサム・ヒマラヤ)の調査のため,現地に向かいます.今夜の便で,カルカッタ(コルカタ)経由で,国内線に乗り換え,ゴウハティまでです.

よく通っていいる場所で,ようやく信頼を得るような人間関係があるところですが,違った側面からも現地をみてみたいと思っています.

ブータンの記憶

帰国してちょうど一週間.

早いが,記憶は,日本の「多忙」で薄くなってくる.

(夢のような日々だった,と・・)

夢から覚めて,ではなく,帰国後はその高熱のような記憶をたどるように,調べ物をすると,「わかった」,という瞬間に出会うかもしれないと・・・・・・・・・

いろいろ「GOTAKU」をならべても,

写真ような「ヒマラヤ」をみたら,

「惹かれる」

説明は,いらないだろう.